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企業情報
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代表者氏名:
喜早ほのか |

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設立年月日:
2020年5月12日 |
資本金:
50 百万円 |
従業員数:
15 人 |
本社住所:
〒602-0841
京都府 京都市上京区河原町通今出川下る梶井町448-5 クリエイション・コア京都御車210・211号室
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電話番号/FAX番号:
/ |
URL:
https://toregem.co.jp/ |
参考資料:
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会社概要:
トレジェムバイオファーマ株式会社は京大発スタートアップベンチャーです。京都大学歯科口腔外科 煖エ克准教授の研究成果をもとに起業しました。
私自身は無歯症マウスに抗体を投与し、歯が生えるのを最初に確認することができた、幸運の持ち主でもあります。同業者に「薬で歯が生えるなんて、頭、大丈夫か!?」と言われ、もちろん私自身も信じられない結果に驚きましたが、本当の話です。マウスの研究から始まり、現在は無歯症のイヌでも効果が確認できています。
まずは、遺伝的原因で永久歯の芽が育たない、先天性無歯症の患者さんに自分の歯が育つように。
つぎに、時々遭遇する、虫歯で治療に来院したのに、レントゲン写真を撮ったら永久歯がないと判明したお子さんやその親御さんに、がっかりしなくても、治療薬があることを提案できるように。
最終的には、虫歯や歯周病で歯を失ってしまった患者さんに、注射することで、自身の組織由来の歯が生えてくる治療薬があることを提案できるように。
トレジェムバイオファーマ株式会社は、自身の歯で咬めることによる健康寿命の延伸を追求し、世界の人々の健康で豊かな社会の実現に貢献します。 |
技術&事業概要
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USAG-1遺伝子欠損マウスでは、通常は退化して消えてしまう歯の芽が退化せずに成長することにより過剰歯を形成することがわかりました。それまでは、歯の数が少ない遺伝子欠損マウスはいくつか知られていましたが、歯の数が多い遺伝子欠損マウスは非常にまれでした。 煖エ先生はマウスの結果に基づいて、USAG-1タンパクを薬で不活性化することにより、先天性・後天性の歯の欠損を、歯を生やすことによって治療できる可能性を考え、マウス抗USAG-1抗体を作製しました。マウス抗USAG-1抗体の生物学的活性を確認し、歯の数が少ない遺伝子欠損マウスに1回投与することで、歯の数が回復することが確認できました(学術論文に掲載Science Advances 7.7 (2021): eabf1798)。さらに、マウスとフェレットで歯の数が増えることを確認できた3種類のマウス抗USAG-1抗体をヒト化し、そのうち1種類を開発候補物(TRG-035)として選定し予備毒性試験を終えました。さらにTRG-035のC M C、安全性試験を修了し、現在フェーズ1臨床試験を実施しているところです。
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主な製品&サービス
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主な製品&サービス名
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ステージ
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概要
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直近の目標
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ヒト化抗USAG-1抗体(TRG-035)
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フェーズ1
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先天性無歯症の治療薬として臨床開発中。さらには後天性欠損歯の治療薬としても開発を予定しています。
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フェーズ1での安全性の確認と次段階としてフェーズ2試験の開始
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アライアンスの希望
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T R G035のライセンス先を募集しています。
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