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株式会社オンチップ・バイオテクノロジーズ
【業種】
医療/診断/医療機器/ヘルスケア


最終更新年月日:2019年8月19日
企業情報

代表者氏名:
小林 雅之


設立年月日:
2005年4月1日

資本金:
300 百万円  過去累積で15億円を増資で調達しています

従業員数:
19 人

本社住所:
〒184-0012
東京都 小金井市中町2-24-16  農工大・多摩小金井ベンチャーポート

電話番号/FAX番号:
042-385-0461 / 042-385-0462

URL:
http://www.on-chip.co.jp

参考資料:
On-chip_Sort_Tech&Apli_4Page_201808.pdf [ 743.9KiB ]

会社概要:
【世界初! マイクロ流路チップを用いたフローサイトメーター/セルソーター】
当社は、マイクロ流路チップを用いたセルソーターを世界に先駆け開発、製品化。
使い捨て型のマイクロ流路チップ上で細胞/細菌/微粒子を解析・検出・分離するもので、独自の細胞分離方法により、ダメージフリー等の特長を実現。既に大手製薬会社、大学や公的研究機関等に50台以上の販売実績を有する。

【当社のセルソーター“On-chip Sort”】
・セルソーターがもたらす細胞ダメージが “Sorter Induced Cellular Stress (SICS)” として課題となって来ている
・当社のセルソーターは図の通り、ダメージフリーでの細胞分離や、繰返しソーティングによる極レアな血中循環腫瘍細胞の解析・分離が可能
・細胞塊(凝集細胞、スフェロイド)や、オイル中に分散するエマルションの解析・分離も可能

【セルソーターとは】 液体中の細胞などの微粒子を高速度で流し、これにレーザー光を照射し、これら微粒子に当たって散乱する光や、あらかじめ蛍光物質を標識した微粒子が発生する蛍光を測定する装置をフローサイトメーターといい、フローサイトメーターの内、特定の細胞を分離できるものをセルソーターという。

技術&事業概要
当社の主力製品はマイクロ流路チップ・セルソーター“On-chip Sort”です。これ以外にも以下の2製品を開発し製品化している。
【マイクロ流路チップ・セルソーター On-chip Sort】
マイクロ流体の制御技術とプラスチックの精密成形技術による「世界初の交換型マイクロ流路チップ・セルソーター“On-chip Sort”」を開発。マイクロ流路チップ内の細胞の流れを制御する当社独自の細胞分離方法(Flow shift方式 当社の特許技術)により、以下の優位性を実現。
・ダメージフリー、クロスコンタミフリーでの細胞分離
・細胞塊、オイル中のエマルションも解析・分離
・サンプルの再解析・再分離が可能 
【1細胞分注機 On-chip SPiS】
自動で1個又は指定の数の細胞をウェルプレートに分注。細胞塊にも対応
・Single Spheroid による薬剤評価
【エマルジョン作成装置On-chip Droplet generator】
1個ずつ細胞や細菌が入った数十万個のエマルジョン(微小反応空間)の作成。作成したエマルジョンはOn-chip Sortで解析、分離可能。
【当社の装置を用いたスクリーニング】
・血中循環腫瘍細胞によるがん診断
・抗体産生細胞のスクリーニング
・細胞塊による薬効評価
主な製品&サービス
主な製品&サービス名
ステージ
概要
直近の目標
1)マイクロ流路チップ・セルソーター"On-chip Sort”
上市・販売
マイクロ流路チップ上の流れを制御する細胞分離法でダメージ・フリーの細胞分離を実現。エマルジョンや細胞塊も解析分離可能
米国から国内を上回る引き合いがあり、これに対応するためデモ及び販売体制を拡充中
2)1細胞分注機 “On-chip SPiS”
上市・販売
自動で1個又は指定の数の細胞をウェルプレートに分注。細胞塊にも対応
上記のOn-chip Sortで特定の細胞塊も分離し、本装置でウェルに分注。この細胞塊による薬剤スクリーニングのアプリを開発中
3)エマルジョン作成装置“On-chip Droplet generator”
上市・販売
1個ずつ細胞や細菌が入った数十万個のエマルジョン(微小反応空間)の作成。作成したエマルジョンはOn-chip Sortで解析、分離可能
エマルジョン内に抗体産生細胞や細菌を1個ずつ封入、これを数十万個作成し、有用な細胞・細菌をスクリーニングするアプリを開発中
4)On-chip Sortによる血中循環腫瘍細胞の解析による癌診断
非臨床試験
当社セルソーターで血液中循環癌細胞を検出・解析、分離する。癌の転移可能性や最適な抗癌剤の選択を実現する。
当社のセルソーターの解析では、CTCの数と同時に表面マーカー解析が可能。分離CTCを用いて、遺伝子変異の解析も可能
5)当社の装置による抗体産生細胞のスクリーニングや、細胞塊による薬効評価
研究
例1:当社のセルソーターで細胞塊のサイズを揃え、その細胞塊を当社の2)の装置でウェルに分注し、薬剤の評価を行うもの。データ取得中
例2:当社の3)の装置で抗体産生細胞が1個ずつ封入されたエマルジョンを数十万個作成し、当社の1)でこれを選別する。データ取得中
最近の成果・実績
【資金調達】 2018年1月に408百万円、2019年6月に400百万円を増資で調達しました。
【米国進出】日本より米国での当社のセルソーターの引き合いが上回る状況となり、これと対応するために、2019年6月に米国子会社を設立し、デモと販売体制の強化を進めています。また同月にJETROの「新輸出大国コンソーシアム海外展開支援業」に認定されました。


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Aマイクロ流路チップ上で細胞を分離する当社の技術は、様々な用途に展開可能です。当社技術を活用した共同開発を募集しています。

 
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