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サーブ・バイオファーマ株式会社
【業種】
医薬品/創薬


最終更新年月日:2024年8月13日
企業情報

代表者氏名:
山田 昌樹


設立年月日:
2022年8月22日

資本金:
650 百万円  

従業員数:
11 人

本社住所:
〒890-8544
鹿児島県 鹿児島県鹿児島市桜ヶ丘8-35-1 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科内(医歯学総合研究科棟5, 1階)

電話番号/FAX番号:
099-296-8110 /

URL:
https://www.survbiopharma.co.jp/

参考資料:

会社概要:
サーブ・バイオファーマは、鹿児島大学小戝教授の開発した治療用ウイルスの実用化を目的として設立された“鹿児島大学発認定ベンチャー企業”です。鹿児島大学の小戝健一郎教授(当社創業者)が創出した、治療用ウイルスを活用した創薬に取り組んでいます。パイプラインとしては、がん細胞で特異的に高発現する「サバイビン」を利用して、がん細胞だけを攻撃し、正常細胞は攻撃しない複数の腫瘍溶解性ウイルス(Surv.m-CRAシリーズ、具体的には、悪性骨腫瘍の治療薬として臨床開発を進めている“Surv.m-CRA-1”、免疫を賦活する治療用遺伝子を搭載したタイプ2の開発候補品 “Surv.m-CRA-2-G”と”Surv.m-CRA-2-IC”)を有しています。
また、遺伝祖治療のパイプラインとして、肝疾患や糖尿病の治療に有効な働きをする肝細胞増殖因子(HGF)などを生成する遺伝子を搭載した複数のパイプラインをして有しています。
当社は、遺伝子治療の“グローバルリーダー”を目指し、革新的な医薬品を創製し、アンメット・メディカル・ニーズに応えることで、世界の人びとの健康に貢献します。

技術&事業概要
技術プラットフォームの変遷
<腫瘍溶解性ウイルス>
当社創業者の小戝教授が独自に開発した技術は、ヒトアデノウイルスを基本骨格とし、腫瘍特異的なプロモーターを挿入することにより、腫瘍でのみ増殖するアデノウイルスを作製できる技術プラットフォームです。
1990年前半には非増殖型のアデノウイルスで治療が試みられましたが、ウイルスが感染する細胞の範囲が限られ、十分な効果が示されませんでした。その後、1990年後半に制限増殖型のアデノウイルスが登場しましたが、腫瘍に対する特異性が不十分でした。
当社は独自の技術プラットフォームを用いて、多因子で精密に増殖を制御することで腫瘍細胞に対する特異性を高め、さらに治療遺伝子も搭載することで治療効果を高めることに成功しています。
<in vivo 遺伝子治療>
遺伝子治療とは、遺伝子の異常や欠損が原因となっている疾患、がんなどの悪性疾患に対して、疾患の治療に有用な遺伝子を導入し、発現させることで疾患を治療する技術です。
当社は、糖尿病の新たな治療法として、生体内に直接遺伝子を導入するin vivo遺伝子治療に着目して画期的な新薬の開発を進めています。

主な製品&サービス
主な製品&サービス名
ステージ
概要
直近の目標
腫瘍溶解性ウイルス(タイプ1) Surv.m-CRA-1
フェーズ2
稀少疾患の原発性骨腫瘍を適応症として国内でフェーズ2を実施中。オーファンドラッグ指定を申請中。
国内外でライセンスアウト先(パートナー)を探索中
腫瘍溶解性ウイルス(タイプ2) Surv.m-CRA-2-G
非臨床試験
浸潤性、転移性を含む固形腫瘍を適応症として研究開発を実施中。
国内外でライセンスアウト先(パートナー)を探索中
腫瘍溶解性ウイルス(タイプ2) Surv.m-CRA-2-IC
非臨床試験
浸潤性、転移性を含む固形腫瘍を適応症として研究開発を実施中。
国内外でライセンスアウト先(パートナー)を探索中
遺伝子治療薬 (アデノウイルスタイプ)
非臨床試験
肝疾患、糖尿病を適応症として研究開発を実施中
国内外でライセンスアウト先(パートナー)を探索中
遺伝子治療薬 (アデノ随伴ウイルスタイプ)
非臨床試験
肝疾患、糖尿病を適応症として研究開発を実施中
国内外でライセンスアウト先(パートナー)を探索中
最近の成果・実績
Surv.m-CRA-1(サバイビン反応性m-CRA)は、グローバル基準での開発を進め、2020年に医師主導治験(第T相試験)として患者様への投与を実施しました。その試験で高い安全性と有望な有効性のデータが得られ、現在、第U相試験(POC試験)として20名の患者様で治療効果の確認を行っています。また、Surv.m-CRA-ICに関しては、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和6年度「橋渡し研究プログラム(シーズF)」(以下、「シーズF」)に採択されました。
Hot news
Surv.m-CRA-ICが採択されたシーズFは、実用化の加速のため産学協働でProof of Concept(「POC」)取得を目指す研究開発課題を支援するもので、最長5年度にわたり、上限70,000千円(ステージゲート通過課題は3年度目以降上限90,000千円)の研究開発費を受けることができます。令和6年度のシーズFについては、12件の申請のうち、厳格な審査を経て採択されたのはわずか4件でした。当社は遺伝子治療の新たな可能性を切り拓くため、引き続き鹿児島大学とともに研究開発を進めてまいります。
アライアンスの希望
サーブ・バイオファーマは革新的な医薬品を創製し、アンメット・メディカル・ニーズに応えることで、世界の人びとの健康に貢献したいと考えております。そのためには当社だけの力では不十分であり、志を同じくする製薬企業様とのパートナーシップが必要だと思っています。後期臨床開発、製造販売を担っていただける企業様と一緒に、病気に苦しむ患者様に一日も早く治療薬をお届けしたいと思っております。稀少疾患領域でのライセンスにご興味のある企業様は当社までご連絡ください。
 
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