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企業情報
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代表者氏名:
橋本 隆 |
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設立年月日:
2021年7月29日 |
資本金:
1 百万円 |
従業員数:
4 人 |
本社住所:
〒545-0051
大阪府 大阪市阿倍野区旭町1丁目4番3号
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電話番号/FAX番号:
06-6646-6630 / 06-6646-6630 |
URL:
https://www.omu.ac.jp/info/news/entry-12405.html |
参考資料:
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会社概要:
株式会社AIBDラボは、大阪公立大学発ベンチャー企業(令和6年3月22日認定)であり、指定難病の自己免疫性水疱症に特化した診断センターのベンチャー企業です。網羅的診断法で各種病型を確定診断して最適治療に貢献します。 自己免疫性水疱症は、高齢者に多く見られる疾患で、今後患者数の増加が予想されます。天疱瘡と類天疱瘡に大別され、皮膚のデスモソームとヘミデスモソームの各種の自己抗原に反応して抗体を作り、水疱ができる疾患です。その自己抗原の相違により約50種類に細かく分類され、疾患により治療法が異なるため、疾患の正確な診断が重要です。株式会社AIBDラボの代表者である、大阪公立大学医学研究科の橋本 隆特任教授は、長年に渡って自己免疫性水疱症の自己抗原を同定し、すべての自己免疫性水疱症を診断する検査システムを構築しました。このシステムを元に株式会社AIBDラボは、より簡便に自己免疫性水疱症疾患の網羅的診断ができるシステムを構築しました。このシステムを用いて検査を行う施設を設置し、迅速・的確な診断により、全ての自己免疫性水疱症患者を救い、世の中に貢献することを目的としています。
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技術&事業概要
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弊社が今までに独自に開発した自己免疫性水疱症の診断検査手技 (1)各種の蛍光抗体間接法 基質:正常皮膚切片、1M食塩水剥離皮膚切片、ラット膀胱切片、サル食道切片 (2)各種のELISA法 独自のELISA法:Dsc1、Dsc2、Dsc3 (3)各種の免疫ブロット法 基質:ヒト表皮抽出液 ヒト真皮抽出液 BP180 NC16a部位リコンビナント蛋白 BP180 C末端部位リコンビナント蛋白 精製ラミニン332(ラミニン332リコンビナント蛋白) HaCaT細胞濃縮培養上清 ヘミデスモソーム濃縮画分 それぞれの手技において、以下の免疫グロブリンクラスを検査する: IgG、IgA、IgE、(IgM)、(C3), IgG/IgAサブクラス
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主な製品&サービス
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主な製品&サービス名
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ステージ
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概要
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直近の目標
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自己免疫性水疱症の網羅的診断検査
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上市・販売
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さまざまな診断法を組み合わせて、すべての自己免疫性水疱症の亜型を診断し、適切な治療の選択に寄与する。
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検査施設(ラボ)の設立ないし借用
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ディープラーニングを用いた自己免疫性水疱症の蛍光抗体法の自動診断
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非臨床試験
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AI(ディープラーニング)を用いて作成した自動診断プログラムを用いて、自己免疫性水疱症の蛍光抗体法の自動診断を行なう
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これまで目視で判定していた蛍光抗体法検査を、正確で均一な診断が可能となる本プログラムを用い、応用することを目標とする
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腫瘍随伴性天疱瘡における抗トランスグルタミナーゼ1自己抗体の検出
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研究
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抗トランスグルタミナーゼ1自己抗体の検出法を用いて腫瘍随伴性天疱瘡の診断に寄与する
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より一般的な検査法への改良を目標とする
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最近の成果・実績
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新しい検査法として、濃縮HD分画を用いた免疫ブロット法、 ディープラーニングを用いた自己免疫性水疱症の蛍光抗体法の自動診断腫瘍随伴性天疱瘡における抗トランスグルタミナーゼ1自己抗体の検出。後2者は、特許取得済みである。 インドのNagpurに検査施設(ラボ)を設置する目的で、インドに出張して、現地の関係者と相談した。 国内の既存の検査試薬会社3社と、検査キットの供与について承諾を得ており、検査施設(ラボ)の共有についても相談中である。
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Hot news
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株式会社AIBDラボで、開設当初に行う予定の自己免疫性水疱症の診断法は、私どもが開発した濃縮HD分画を用いた免疫ブロット法とデスモコリン(Dsc)のELISA法と、既存のBiochip検査法を組み合わせた網羅的な自己免疫性水疱症診断法です。現在、すべての自己免疫性水疱症を診断するためには、20以上の異なった検査法を施行する必要がありますが、この3検査のみですべての自己免疫性水疱症を診断できると思われます。
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アライアンスの希望
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株式会社AIBDラボの各種検査を行なう検査施設(ラボ)の共有についてアライアンスを希望します。 検査検体の送付について、既存の臨床検査会社の協力を希望します。
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