|
企業情報
|
代表者氏名:
秋永 士朗 |

|
設立年月日:
1996年6月14日 |
資本金:
142 百万円 |
従業員数:
28 人 |
本社住所:
〒105-6226
東京都 港区愛宕二丁目5番1号愛宕グリーンヒルズMORIタワー26階
|
電話番号/FAX番号:
03-6432-4791 / 03-6432-4794 |
URL:
https://www.nanomrna.co.jp/ |
参考資料:
|
会社概要:
NANO MRNA株式会社(旧ナノキャリア株式会社)は、東証グロース市場(4571)に上場するmRNA医薬品の創薬を行うベンチャー企業です。旧社から継承するパイプラインとして核酸医薬(siNRA・ASO)の開発も実施しています。
2023年にビジネスモデルおよび社名を転換し、「創薬シーズと医療・開発ニーズをつなぐプラットフォーマーとして、 mRNA医薬の知的財産(IP)創出とライセンスアウトのサイクルを確立」をVisionに活動を推進中。 国内では mRNA を用いた治療薬の開発を手掛けている企業は非常に少なく、国内パイオニアとしてmRNA創薬プラットフォーム型ビジネスを展開しています。
mRNA 医薬に関するアイディアや技術を持つ産・学との共同研究を積極的に推進し、新たなmRNA 医薬の開発候補品を次々と創出し、臨床試験に入るためのパッケージを作成。mRNA医薬候補品としてグローバル製薬企業などへライセンスアウトするビジネスモデルを展開中。 |
技術&事業概要
|
●自社および企業やアカデミアとの協働により、mRNA治療薬に関する知的財産(IP)を創出し、ライセンスします ●国内外の企業からmRNAワクチンやmRNA医薬の研究開発を受託します
<NANO MRNAのプラットフォーム> mRNA治療薬の開発実績をもつ唯一の国内企業 mRNA治療薬の開発候補品を複数保有 mRNA治療薬の開発に必要なバリューチェーンを保有 経験に基づく多様なDDS(Drug Delivery System:薬物送達技術)の選択オプション
mRNA 医薬パイプラインのフラッグシップとして、変形性膝関節症の組織再生医薬となるRUNX1 mRNA の開発に取り組んでおり、ワクチンだけではなく、医薬品としての開発にいち早く乗り出している。新たな可能性を秘めたモダリティ(治療法)技術「mRNA」 を用いることで、既存技術では治療できない疾患に対する根本的な治療法を提供できるとして期待される。
また、花王株式会社とアレルギー疾患治療薬の共同研究を推進しており、千寿製薬株式会社と眼科疾患に対する治療薬の共同研究も開始している。
また、mRNA以外の核酸医薬のパイプラインとして、当社独自のオリゴ核酸DDS技術であるYBCポリマーを用いた抗がん剤パイプラインの開発を進めている。
|
主な製品&サービス
|
主な製品&サービス名
|
ステージ
|
概要
|
直近の目標
|
RUNX1 mRNA
|
非臨床試験
|
変形性膝関節症の疾患修飾薬(疾患の改善、または進行を抑制)
|
第1相臨床試験開始準備中
|
TUG1 ASO
|
フェーズ1
|
膠芽腫(最も悪性度の高い脳腫瘍)に対するASO医薬
|
第1相臨床試験実施中
|
mRNA創薬
|
非臨床試験
|
免疫寛容ワクチン、眼科疾患 他
|
花王株式会社/千寿製薬株式会社など、各社の持つ強みを生かしたmRNA医薬の共創を推進中
|
mRNA創薬受託サービス
|
上市・販売
|
感染症ワクチン 他
|
非臨床試験/臨床試験を担当するなど、いくつかのmRNA創薬における開発受託を受けている
|
|
|
|
|
最近の成果・実績
|
TUG1 ASOに関しては、膠芽腫を対象とする医師主導第T相試験が予想を大 きく超えるスピードで症例登録が進み、計画されている4段階の増量コホート中、第3段階の用量まで到達しました。本試験において、これまでのところ重篤な副作用は確認されておりません。TUG1 ASOにつきましては、製薬企 業への導出活動を既に開始しており、治験の進捗と共に導出活動についても更に力を入れてまいります。
|
Hot news
|
RUNX1 mRNAは、変形性膝関節症を対象とした臨床試験を2025年6月ごろにオーストラリアにて開始の見込みです。
|
アライアンスの希望
|
当社は、mRNA創薬に必要とされる、【分子標的/疾患を選定 →mRNAデザイン/DDSをデザイン →薬理試験、動態・分布、初期毒性試験を実施】までの高品質なバリューチェーンを保有しています。医薬品開発の経験と知見を活かし、フレキシブルなmRNA創薬の協創・共創モデルによるパートナー企業の拡大を希望しています。
|
|
|