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企業情報
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代表者氏名:
立花 太郎 |
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設立年月日:
2022年2月22日 |
資本金:
8 百万円 |
従業員数:
2 人 |
本社住所:
〒532-0011
大阪府 大阪市淀川区西中島5-12-14 三星ビル
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電話番号/FAX番号:
06-6777-9260 / 06-6777-9290 |
URL:
https://www.panctherapy.com/ |
参考資料:
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会社概要:
弊社は、膵臓がんの治療および診断に特化した医薬品シーズの研究開発を目的として、2022年2月に設立された大阪市に本社を置く、大阪公立大学と神戸大学発のバイオスタートアップです。膵臓がん幹細胞を標的とするモノクローナル抗体や、膵臓がん患者由来の特別な治療用モノクローナル抗体の開発に取り組んでいます。これらの創薬シーズを基に、膵臓がんの早期診断薬や治療薬を一日でも早く世に出すべく、全力で研究開発を進めています。 また、国内の複数の大学研究室と協力し、最先端のバイオ医薬品に用いる革新的技術の開発も行っています。研究開発の成果は、大阪府の「創薬シーズ研究開発費補助金」に採択されるなど、高い社会的評価を受けています。代表の立花は、大阪公立大学の工学研究科教授を兼任しており、大学で得られた最新のモノクローナル抗体作製技術を活用して、膵臓がん克服に向けた取り組みを続けています。 開発中の創薬シーズや革新的技術が、膵臓がんの治療や早期診断に大きく貢献すること、それが私たちの目標です。
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技術&事業概要
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技術的な強み モノクローナル抗体作製技術 代表の立花は、自らが主宰する大阪公立大学の研究室ならびに株式会社細胞工学研究所にて、数々の新しいモノクローナル抗体作製法を開発している。その代表的なものとして、以下の4つの手法がある。全てに独自のノウハウが含まれており他社が真似できない、高品質の抗体作製が可能である。 @腸骨リンパ節法をベースにしたショットガン法 Aマウスまたはラットモノクローナル抗体作製DNA免疫法 Bラビットモノクローナル抗体作製シングルセル法 Cヒトモノクローナル抗体作製シングルセル法 弊社では、上記のモノクローナル抗体作製法を駆使し、膵臓がんの治療と診断に寄与する抗体医薬品シーズの開発を行っている。特に、共同研究先である神戸大学において樹立されたゲムシタビン抵抗性の膵臓がん幹細胞をターゲットとしたモノクローナル抗体の作製・評価を精力的に進めている。
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主な製品&サービス
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主な製品&サービス名
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ステージ
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概要
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直近の目標
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PT001膵臓がん幹細胞の表面抗原を標的とするモノクローナル抗体
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研究
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膵臓がん治療用のモノクローナル抗体であり、膵臓がん幹細胞の細胞膜表面抗原を標的とする(知財は大学からPCT出願済み)。
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有効性、安全性を明確にするデータを準備して前臨床ステージで導出予定。
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PT002 特別な膵臓がん患者由来のモノクローナル抗体
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研究
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特別な膵臓がん患者からシングルセル法を用いて作製した膵臓がん治療用モノクローナル抗体。
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有効性、安全性を明確にするデータを準備して自社開発にてPhase1まで実施後、導出予定。
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PT003 膵臓がん幹細胞から放出されるエクソソームを検出するモノクローナル抗体
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研究
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膵臓がんをStageTから検出可能な診断薬シーズ。膵臓がん幹細胞が放出するエクソソームを検出する事で早期診断を可能にする。
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膵臓がん患者血清を用いて感度・特異度を明確にするデータを準備して検査会社等に早期導出予定。
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最近の成果・実績
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・PT001は2022年4月にPCT出願(PCT/JP2022/017037)済みであり、出願人の公立大学法人大阪ならびに国立大学法人神戸大学とはオプション契約を締結済みである。現在、抗体単体での効果に加え、抗体薬物複合体(ADC)化してその効果を検証中である。 ・大阪府「創薬シーズ研究開発費補助金」2023年、三菱UFJ技術育成財団の研究開発助成金2023年、特許庁の知財アクセラレーションプログラム「IPAS2023」等の各賞を獲得している。
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アライアンスの希望
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・PT001に関しては早期の導出または共同研究を希望している。PT001を膵臓がん治療薬開発に興味を有している企業様がいらっしゃいましたら是非お声掛けをいただきたい。抗体単体のみではなく、ADCとしてのデータも取得中であるため必要に応じ秘密保持を締結した上で情報開示をしていきたい。 ・PT003に関しては、検査薬メーカ様などで膵臓がんの早期診断薬の開発に興味を有している企業様がいらっしゃいましたら共同研究またはシーズの販売の予定がございます。是非お声掛けをいただきたい。
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