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株式会社アイ・エヌ・アイ
【業種】
医薬品/創薬


最終更新年月日:2019年9月4日
企業情報

代表者氏名:
錫村 明生


設立年月日:
2007年9月26日

資本金:
67 百万円  

従業員数:
6 人

本社住所:
〒455-0043
愛知県 名古屋市中川区牛立町4-17

電話番号/FAX番号:
052-354-7266 / 052-354-7266

URL:
http://www.ini-corp.co.jp

参考資料:
Summary-INI06022018Version.pdf [ 809KiB ]

会社概要:
名古屋大学環境医学研究所ストレス受容・応答部門、免疫系(神経免疫分野)における基礎研究の成果をもとに神経変性に対する新規治療薬の開発を目指す名古屋大学発の創薬・バイオベンチャー企業です。神経細胞死に対する新規の治療薬の発明(神経細胞の細胞死阻害剤及びスクリーニング方法;特願2006−026144)をもとに、2007年9月26日名古屋大学環境医学研究所教授 錫村明生を中心として設立致しました。現在開発中の神経細胞死に対する予防治療薬は神経栄養因子をはじめとする神経保護薬、神経伝達物質の増強薬、有害蓄積物質の融解除去薬、抗酸化剤、などが主流で、充分な効果を発揮する革新的治療薬の開発が待たれています。これら治療薬開発のためには、培養系での神経細胞保護あるいは神経細胞死抑制の評価系、実験動物モデルでの効果の評価系、薬剤の体内分布と脳移行性の評価系、有効薬剤の合成系、安全性の評価系が必要であります。当社は名古屋大学における培養系、実験モデル系で確認された「活性化ミクログリアのグルタミン酸産生、放出抑制剤による神経細胞死の抑制」を利用し、脳移行性が高く、安全性の高い新規治療薬の開発を目指します。

技術&事業概要
神経変性疾患(アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、など)の原因は不明であり、有効な治療法も存在しません。我々は、変性神経細胞の周囲に存在する活性化ミクログリア由来のグルタミン酸が神経傷害に最も重要なことを突き止めました。さらに、活性化ミクログリアは細胞外のグルタミンを器質としてグルタミナーゼによってグルタミン酸を産生し、ギャップ結合からそれを放出することを明らかにしました。したがって、グルタミナーゼ阻害、あるいはギャップ結合阻害により、生理的なグルタミン酸産生系に影響を及ぼさず病的な活性化ミクログリア由来のグルタミン酸産生のみを阻害することが可能です。さらに、グルタミナーゼ阻害薬、ギャップ結合阻害薬ともに、リード化合物としての低分子化合物がすでに知られており、これらを用いて、より有効なアナログ合成にも成功しました(特許第4649549、US8378112B2)。また、神経細胞傷害の初期変化を指標として神経傷害因子を探索する評価系、各種神経変性疾患の実験動物モデルとそれらを用いた薬効評価系を確立しました。これらは、新薬開発に向けた有用なスクリーニング系として用いることが可能です。
主な製品&サービス
主な製品&サービス名
ステージ
概要
直近の目標
神経変性疾患に対する革新的治療薬の開発
研究
脳移行性を有するギャップ結合阻害薬を合成、培養系、モデル動物で神経変性を抑制することを確認。試薬としての販売も行っている。
神経変性疾患治療薬としての共同開発企業を模索中。特許の一部は国内ベンチャー企業に独占使用権を与えている。
神経変性疾患治療薬の評価
研究
培養系、モデル動物での薬効評価
受託研究を受け入れている。
脳移行性を有するギャップ結合阻害薬の販売
上市・販売
世界初の脳移行性ギャップ結合阻害薬(INI0602)を試薬として販売。
販売継続








最近の成果・実績
●補助金:
・平成20-21年度「橋渡し促進技術開発(神経変性に対する革新的治療薬の研究開発)」 NEDO
・平成22-26年度「神経変性疾患に対する革新的な治療薬の創生」 医薬基盤研
●特許:
・グリチルレチン誘導体及びその利用 (第4649549、 第62227665)
・Neuronal cell death inhibitor and screening method (WO/2007?088712、US20090304712)
・Glycyrrhetinic acid and its derivative for neuronal cell death inhibitor(WO/2010/007788、US20110190354)
 2019EUへも移行中。
Hot news

アライアンスの希望
当社の化合物(INI0602並びに、皮下注射可能な新規化合物INI0037)を医薬品として開発する共同企業を募集中。
 
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