|
企業情報
|
代表者氏名:
菅野 隆二 |

|
設立年月日:
2003年7月1日 |
資本金:
1220 百万円 2014年4月現在 |
従業員数:
59 人 |
本社住所:
〒9970052
山形県 鶴岡市覚岸寺水上246-2
|
電話番号/FAX番号:
03-3551-2180 / 03-3551-2181 |
URL:
http://humanmetabolome.com/ |
参考資料:
HMT''''s_Metabolomics.pdf [ 3MiB ] |
会社概要:
弊社は、革新的な分析技術であるCE-MS技術をコアとし、代謝物の解析をビジネスとして展開する、慶応大学発の研究開発型企業です。世界先端のメタボローム解析技術と代謝物質ライブラリを有し、同大学先端生命科学研究所やアジレント・テクノロジー社と共同で、CE-MS法の開発を通して、メタボロミクスの発展にも積極的に取り組んでいます。
CE-MSとは、CE(キャピラリー電気泳動:Capillary Electrophoresis)と質量分析装置を組み合わせたシステムで、解析対象物質を水溶液中の電気泳動によって分離し、質量分析部での解析を行います。特定の代謝物質だけしか分析できない、分析処理が煩雑といった従来法の問題点を解決する分析法として注目を浴びています。
弊社は、このCE-MS法をベースに、主に二つの事業を展開しています。一つは、受託メタボローム解析事業で、製薬・医療・食品・化学など様々な分野で皆様の研究開発を支援しています。もう一つは、バイオマーカー事業で、診断薬メーカー等と共同で新規バイオマーカーの研究開発を進めているほか、独自に開発を行っており、有望なバイオマーカーの選出に成功しています。
|
技術&事業概要
|
細胞の働きを理解しようとするとき、DNA 配列の網羅的解析(ゲノミクス)やタンパク質の網羅的解析(プロテオミクス)に加えて、代謝物質の網羅的解析(メタボロミクス)が重要となります。
外部からの刺激や疾病などにより代謝が動くと、血液、尿、組織、細胞、液胞などの中に存在する代謝物質の種類や濃度に変化が起こります。その変化を分析することにより、バイオマーカーの探索や代謝の生化学的仮説立案・検証が可能となります。 メタボロミクスの利点は、 ・ヒトで約22,000とも言われる遺伝子に比べ、代謝物質は約3,000(HMDBより)と対象が少ないため解析が容易である ・個々の代謝物質はこれまでにも生化学の分野で長年扱われてきており、多くの知識が蓄積している ・ロバストネスによりゲノムレベルでの変動が表現型にまで現れないこともあるが、代謝物質は表現型に最も近いため表現型での変化が観察しやすい ・種を超えてゲノム情報や分析法を共有できるので、種ごとに異なるゲノム情報や分析法を用意する必要がない ・代謝ネットワークは熱力学と量論により厳格に規律されており、シグナルネットワークなどと比べて理解が容易である などが挙げられます。
|
主な製品&サービス
|
主な製品&サービス名
|
ステージ
|
概要
|
直近の目標
|
C-SCOPE
|
サービス
|
エネルギー代謝に特化した、全ての対象物質を絶対定量する解析サービス。CE-TOFMSおよびCE-QqQMSによる解析。
|
N/A
|
BASIC SCAN
|
サービス
|
約900のイオン性代謝物質を対象とした解析サービス。CE-TOFMSによる解析。
|
N/A
|
DUAL SCAN
|
サービス
|
BASIC SCANの900物質のターゲットに加え、LC-MSによる300の非水溶性化合物の解析をプラス。CE-TOFMSおよび「LC-TOFMSによる解析。
|
N/A
|
ADVANCED SCAN
|
サービス
|
未知物質から新規バイオマーカー候補を見つける解析サービス
|
N/A
|
F-SCOPE
|
サービス
|
基質から代謝産物の流れを知ることができる13Cラベル解析サービス
|
|
最近の成果・実績
|
年間400プロジェクト以上の受注実績があります
【2014年以降の研究発表(抜粋)】 ・Reduced cerebrospinal fluid ethanolamine concentration in major depressive disorder. ・A snapshot of plasma metabolites in first-episode schizophrenia: a capillary electrophoresis time-of-flight mass spectrometry study. ・Upregulation of colonic luminal polyamines produced by intestinal microbiota delays senescence in mice
|
Hot news
|
弊社研究員共著の論文が、Scientific Reportsに掲載されました。 Ogawa S, Hattori K, Sasayama D, Yokota Y, Matsumura R, Matsuo J, Ota M, Hori H, Teraishi T, Yoshida S, Noda T, Ohashi Y, Sato H, Higuchi T, Motohashi N, Kunugi H. "Reduced cerebrospinal fluid ethanolamine concentration in major depressive disorder." Sci Rep., 5:7796, 2015. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25589364
|
アライアンスの希望
|
HMTの受託メタボローム解析サービスは、ターゲット解析からスクリーニングまでお客様の様々な研究目的に応じて選んでいただけるよう解析プランをご用意しております。ご希望の実験デザインに応じて最適なプランをご提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
|
|
|