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株式会社健康ライフサイエンス
【業種】
医療/診断/医療機器/ヘルスケア


最終更新年月日:2024年1月30日
企業情報

代表者氏名:
廣川 勝c


設立年月日:
2006年5月1日

資本金:
10 百万円  

従業員数:
3 人

本社住所:
〒101-0062
東京都 千代田区神田駿河台2−3−10

電話番号/FAX番号:
03-3518-9711 / 03-3518-9712

URL:
https://h-ls.jp

参考資料:

会社概要:
株式会社 健康ライフサイエンス(HLS)は、人の健康維持について個々の人の免疫系のレベルを測定する会社です。弊社では、末梢血液を少量採取し、各種の免疫系の細胞の数を調べることで、その人の免疫機能のレベル(免疫力と表現)を定量的に測定します。免疫力は感染を防ぎ、がんの発生・進展を抑え、ストレスに対抗する生体の防御能力です。健康を維持するには、高い免疫力を維持することが望まれます。しかし乍ら、免疫力は加齢とともに低下し、その原因の多くは細胞レベルの加齢変化に加えて、ストレスや感染あるいは、不適切な生活習慣によることが分かっていますが、その低下の程度は男女差や個人差が大きいです。免疫力を高いレベルで維持するには、個々の人が自分の免疫力のレベルを知ることが大切です。そして、ストレスの少ない環境を選び、良好な食事と適切な運動からなる個々の人にあった好ましい生活習慣を身につける必要があります。弊社は皆様の免疫力を定量的に測定し、免疫力維持と回復に必要な科学的情報を提供いたします。

技術&事業概要
弊社は、初めにヒトの免疫力(免疫機能のレベル)を定量的に測定評価する方法を開発し、特許として登録しました(国内:東京医科歯科大学 特許第4608704号・第5030109号、米国:U.S.Patent No.881552499)。
免疫機能を担当するリンパ球の亜集団の数や機能を7項目選び、1〜3の点数(スコア)を付け、その合計を「免疫力スコア(SIV)」とします。SIVは21〜7点に分布します。そして、上から5段階の「免疫力グレード」に分け、レベル5:充分高い、レベル4:安全圏、レベル3;要観察圏、レベル2:要注意圏、レベル1:危険圏としております。
また、測定項目の中の一つであるCD8+CD28+T細胞の数は、年齢と逆相関し、年を取るほど低下します。このCD8+CD28+T細胞数をもとに、暦による実年齢とは別に、免疫力の年齢を算出することができます。これを「Tリンパ球年齢」とし、前述の「免疫力スコア」の5段階表示に加えて、免疫力のレベルを理解し易くしています。
主な製品&サービス
主な製品&サービス名
ステージ
概要
直近の目標
「免疫力スコア」、「免疫力グレード」、「Tリンパ球年齢」を算定
上市・販売
7つの免疫系の細胞の数をフローサイトメーターで測定し、個々人の免疫系レベルを算定し、今後の対応方法について情報提供します。
クリニックからの依頼で免疫力の測定を実施しています。また、CROからの依頼で免疫力への影響について検査を実施しています。
















最近の成果・実績
5万件以上の測定実績から以下を明らかにしました。
1)女性の加齢に伴う免疫力の低下の程度は男性に比べて緩やかである。(Hirokawa et al:Immunity & Ageing 2013, 10:19)
2)癌などの悪性疾患を持つ群は健常群に比べて免疫力が低い。(執筆中)
これらの結果を踏まえ、「自分の免疫力を知る」(廣川勝c著、あさ出版、2021年)を出版した。また、カナダ、ドイツ、イタリア、日本の4人の免疫関連の研究者が協力して、Handbook of Immunosenescenceという3000頁におよぶ大著を出版した。廣川のグループは免疫力測定の項目を担当した。
Hot news
従来、免疫力測定には、末梢血液2mlを必要とし採血には医師或いは看護師の資格が必要となっていました。しかし、技術の進歩により、今では、50microL;の血液で測定ができるようになってきており、医師或いは看護師の補助なしに、一般人でも自己採血ができるようになった。免疫力の測定を希望される一般の方にも、自己採血した血液を使って免疫測定を実施し、健康ライフサイエンスや関連会社から個々の人に直接結果をお知らせできるようなシステムを構築中です。
アライアンスの希望
免疫力測定は、企業の健康診断や、病院・クリニックに取り入れていただき、病気の進行予測や健康状態の把握に役立ててほしい。また、世の中には多数の保健衛生関連の製品或いはサプリメントが出回っているが、中には確たる証拠もなく、免疫力の維持や亢進に役立つと宣伝しているものもある。より客観的な指標で効果を示すべく、健康ライフサイエンスで行っている免疫力測定を利用して欲しいと考えている。
 
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