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インタープロテイン株式会社
【業種】
医薬品/創薬


最終更新年月日:2019年8月24日
企業情報

代表者氏名:
細田雅人


設立年月日:
2001年5月1日

資本金:
376 百万円  

従業員数:
9 人

本社住所:
〒531-0072
大阪府 大阪市北区豊崎3丁目10番2号 アイアンドエフ梅田704号

電話番号/FAX番号:
06-6374-5303 / 06-6374-5305

URL:
http://www.interprotein.com/

参考資料:

会社概要:
インタープロテイン株式会社は、2001年5月、インターサイト・ナノサイエンス株式会社として設立された大阪大学発のバイオベンチャーであり、その後、2007年2月に現在の社名に変更いたしました。In silico分子設計をベースとした低分子医薬探索のための戦略であるINTENDD及び立体構造規制ペプチドであるヘリックス・ループ・ヘリックス・ペプチドを基盤技術として、蛋白質間相互作用(PPI)などの難度の高い創薬標的に対する医薬品の研究開発を中心に活動しています。INTENDDに関しては、人工知能(AI)の導入により、さらなる技術革新を推し進め、PPI制御薬の正確な活性予測という画期的なシステムを確立しました。独自技術と経験豊富な創薬研究陣により、創薬の探索段階から最適化段階、すなわち、基礎から応用(実用化)に至る死の谷と呼ばれるステージにソリューションを提供し、創薬研究開発の生産性の向上に貢献してまいります。

技術&事業概要
インタープロテインは製薬企業と共同でPPI等の難度の高い標的に対するヒット同定、リード創出及びリード最適化を目指します。低分子に関しては当社が確立したSBDD(structure-based drug discovery)戦略であるINTENDD(INTerprotein’s Engine for New Drug Design)を活用し、種々の標的に対する新規骨格の同定等を行います。さらに、リード創出やリード最適化の際には、AIによる活性予測システム(AI-guided INTENDD)を活用し、例えば合成化学者がデザインした数百個の化合物の中から最も活性の高い化合物を選定します。ペプチドに関してはヘリックス・ループ・ヘリックス型の立体構造規制ペプチドを用い、高親和性の新規ペプチドを短期間で同定します。このような手法により、阻害物質に関する情報がない、標的の結晶構造が得られていない等の状況においても効率的に創薬アプローチを進めます。
主な製品&サービス
主な製品&サービス名
ステージ
概要
直近の目標
INTENDDによるヒット候補化合物提案
上市・販売
製薬系企業から提案された(特に、PPI等の難度の高い)標的に対し、100 - 300個程度のヒット候補化合物を提案致します。
CDAの締結によって、興味ある標的をご提示頂いた後、速やかに実施可能性等を評価・回答します。
AI-guided INTENDDによる活性予測
上市・販売
製薬系企業から提示された化合物の活性を、活性オーダーに基づき、8クラス (100 pM – 1 mM) に分けて予測します。
CDAの締結によって、興味ある標的をご提示頂いた後、速やかに実施可能性等を評価・回答します。
ヘリックス・ループ・ヘリックス・ペプチド技術によるペプチド阻害薬の提案
上市・販売
製薬系企業から提案された(細胞内/脳内を含む難度の高い)標的に対し、高親和性ペプチドをKd値データ付きで提供致します。
CDAの締結によって、興味ある標的をご提示頂いた後、速やかに実施可能性及び最適なアプローチ等を検討・回答します。
社内低分子プロジェクトの共同研究等の提案
研究
IL-6、TNF-α、Runx1に結合する低分子化合物(いずれもヒット同定ステージ)の共同研究パートナーを探索中です。
ノンコン下で主要情報をお伝えした後、CDA下で共同研究等の可能性協議に進みたいと考えています。
社内ヘリックス・ループ・ヘリックス・ペプチドプロジェクトの共同研究等の提案
研究
TIM-3、NKG2A、IL-6、C99(Aβ前駆体)に結合するペプチド(ヒット同定ステージ)の共同研究パートナーを探索中です。
ノンコン下で主要情報をお伝えした後、CDA下で共同研究等の可能性協議に進みたいと考えています。
最近の成果・実績
AI-guided INTENDDによる低分子化合物の活性予測に関しては、高活性でかつ標的蛋白に結合する際の自由結合エネルギーの2成分であるエンタルピー及びエントロピーのバランスのよい化合物の活性を正確に予測できることが複数の事例で検証されました。これらの結果は、AI-guided INTENDDがリード創出/最適化の推進に寄与することを示唆していると考えます。
Hot news
INTENDD及びAI-guided INTENDDについては、以下の三つの論文でも紹介しています: 1) 小松 弘嗣. BIO Clinica, 34, 283-290 (2019). 2) Hirotsugu Komatsu et al., Medical Science Digest, 45, 225-231 (2019). 3) Hirotsugu Komatsu et al., J. Biol. Macromol., in press。
アライアンスの希望
INTENDDによるヒット候補化合物提案及びヘリックス・ループ・ヘリックス・ペプチド技術によるペプチド阻害薬の提案に関しては、CDAの締結によって、興味ある標的を開示して頂ける製薬系企業を探しています。提示頂いた標的に対し、速やかに実施可能性等を検討し、最適なアプローチを提案します。AI-guided INTENDDについては、標的蛋白質と共に活性未知化合物の構造をご提示いただいた後、活性を8クラスに分類し、高活性が期待される化合物を提案します。
 
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