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メルフロンティア株式会社
【業種】
医療/診断/医療機器/ヘルスケア
機械/製造

最終更新年月日:2023年12月18日
企業情報

代表者氏名:
北川 全


設立年月日:
2017年7月7日

資本金:
147 百万円  

従業員数:
5 人

本社住所:
〒113-0024
東京都 文京区西片一丁目7番10号

電話番号/FAX番号:
090-8051-9393 /

URL:
https://mel-frontier.jp/

参考資料:

会社概要:
当社は、国立研究開発法人産業技術総合研究所が開発したマグネシウム素材、及び加工技術を医療機器へ応用する、産総研技術移転ベンチャーとして設立した。素材に関する知財・加工技術のみなならず当社が有する医療分野の開発ノウハウを活用し、マグネシウム合金の特性を活かした日本発の生体吸収性医療機器(骨固定スクリュー、体内固定用組織ステープル、骨固定プレート等)の製品化、製造販売を目指している。
医療機器分野は日本において大幅な貿易赤字を抱えておる分野であり、大きく海外製品に依存している。この状況は、医療費が上がり続ける本邦において長年大きな課題となっており、その解決策の一つとして医療機器業界の発展が望まれている。当社の製品に関しては、マグネシウム合金を用いた生体吸収性の医療機器で再手術不要などの利点があるため、従来品と比較しても健康、及び費用の両側面から患者様のQOLの向上が見込まれ、外科分野、整形外科分野を中心に期待される声も多く上がっている。
海外展開も視野に、有力な販売パートナー候補企業とも折衝を開始しており、将来は1兆円の市場を狙うグローバルなスタートアップとして、日本の医療と筑波の産学連携の発展に貢献したい。

技術&事業概要
本事業はマグネシウム合金製の生体吸収性医療機器の開発である。主な開発品は、骨折治療等で使用する骨固定用スクリュー・プレート、外科手術等に用いる体内固定用組織ステープルなどで、これらの開発を進めると同時に本素材を用いて他の医療分野への拡大も狙う。
現在、スクリューやステープルなどの医療機器は主にチタン合金製だが、長期体内残存による不具合が報告されている。スクリューにおいては不具合の発生時や小児に用いる場合等には抜去するための再手術が必要となる。更に、患部観察に使用されるCTやMRIにおいて金属アーチファクト(ノイズ)を生じるため評価困難となることが多く、臨床上大きなデメリットがある。また、既存の生体吸収性素材にはPLLA(ポリL乳酸)製器具があるが、強度が低く、加水分解時に体内で炎症を引き起こす点や、分解生成物が末梢血管を閉塞するなどの問題がある。一方、マグネシウム合金製の器具は、金属特有の機械的強度を持ち、かつ生体吸収性のため、チタン合金やPLLA製で生じるような不具合はなく、再手術が不要、吸収・骨置換等の後にそのまま新規で挿入が可能、MRI等の評価が可能など、QOLの改善や医療費負担に軽減など臨床上で大きなメリットがある。
主な製品&サービス
主な製品&サービス名
ステージ
概要
直近の目標
生体吸収性骨固定用スクリュー
申請
骨折部位の接合に使用する、日本初のマグネシウム合金製の生体吸収性医療機器。固定に必要な強度を維持し、治癒後徐々に生体吸収される。
現在承認申請に向けて準備中。 特定臨床研究が2024年1月FPI予定。
生体吸収性体内固定用組織ステープル
非臨床試験
世界で初となる、生体吸収性の外科手術用の組織を縫合するためのステープル。 癒合機関の吻合性とその後に吸収、分解される。
動物実験により、一定の成果を得られている。非臨床試験データ蓄積を継続して実施する。
生体吸収性骨固定プレート
研究
頭蓋骨、顎顔面骨等に使用する生体吸収性骨固定用プレート。薄型で一定強度を兼ね備えた吸収性の骨固定プレートを想定している。
顔面に埋め込むプレートの目的のため、耐食性が高く、皮下に埋入しても目立たない製品を研究中。








最近の成果・実績
・AMED助成金(CiCLE)のプロジェクト(生体吸収性骨固定用スクリュー開発)が2023年5月より開始。
・生体吸収性骨固定用スクリューの特定臨床研究が2023年9月にCRB通過、2024年1月より組み入れ開始の予定。
・生体吸収性組織吻合ステープルは、ステープラー部分にて協業先を模索・打診中
・生体吸収性骨固定プレートが2024年に動物実験の予定。

Hot news

アライアンスの希望
・企業提携、出資いただけるVC、CVC、事業会社を募集しています。
・ステープルを搭載するためのステープラーの開発を共同で実施できる企業、及び投資いただける企業を募集しています。
・パイプラインAの製品の上市後に、速やかに広め、病院での治療と選択肢として上がるようにしたいと考えております。

 
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