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株式会社遺伝子治療研究所
【業種】
医薬品/創薬


最終更新年月日:2019年9月2日
企業情報

代表者氏名:
浅井 克仁


設立年月日:
2014年5月16日

資本金:
56 百万円  

従業員数:
37 人

本社住所:
〒210-0821
神奈川県 川崎市川崎区殿町3-25-22 ライフイノベーションセンター418

電話番号/FAX番号:
044-589-5900 / 044-589-5901

URL:
https://www.genetherapy-ri.com/

参考資料:
会社説明資料.pdf [ 4MiB ]

会社概要:
遺伝子治療研究所は、「革新的な遺伝子治療技術の研究を行い、最も安全で効率の良い治療法を世界中に普及させる遺伝子治療のリーディングカンパニーを目指します。」を企業理念に、安全性の高いAAV(アデノ随伴ウイルス)をベクターとして利用し、これまで効果的な治療方法のなかった難病に対しての遺伝子治療の開発を行うために、2014年に設立されました。基盤技術を開発した、当社取締役兼自治医科大学・村松慎一特命教授は、当社設立にあたって、「当社が開発する医療的にも医療経済的にも期待のできる治療法として、臨床応用が進んでおり、その有効性を確信しています。臨床医として、これまで多くの患者さんが深刻な神経変性疾患に苦しんでいる姿を目の当たりにしてきました。こうしている今も根本的な治療を心待ちにされている方がたくさんいらっしゃいます。そういった患者さんのためにも、一日も早く臨床の現場で応用したい。そして、その技術を普及させることで患者さんの苦痛を和らげ、少しでも幸せに過ごせる時間を長くする。そのためにも遺伝子治療は有効なツールであり、いますぐ、明日にでも実現したいと思っています。」と述べています。

技術&事業概要
当社が遺伝子治療に使用するAAVベクターは非病原性のウイルスに由来しており、染色体に組込まれる可能性も低いために安全性が高い上、遺伝子発現効率が高く、長期にわたって持続的に発現する(単回投与で効果が持続する)ため、患者への負担が少ないという特徴がある。さらに当社では、BBB(血液脳関門)通過型で中枢神経系疾患に対する遺伝子治療に有用な『AAV.GTX』の特許を有する他、2018年には幹細胞への導入効率が非常に高く、中和抗体の影響を受けないために肝疾患や代謝性疾患に対する遺伝治療に有用な『AAV.GT5』の特許を出願中である(いずれのAAVベクターも、開発は自治医科大学・村松慎一特命教授)。
現在開発中の遺伝子治療薬の中で、最もフェーズT/U入りが早いのは、孤発性ALS(筋萎縮性側索硬化症)に対する遺伝子治療薬(GT0001X)であり、2020年度にはフェーズT/Uを開始する計画である。GT0001Xの製造は、川崎市川崎区に整備した第1工場(再生医療等製品製造業の許可取得済み)において、200Lの培養槽で昆虫由来細胞で製造する。また現在、同じ地域に第2工場を建設中である。
主な製品&サービス
主な製品&サービス名
ステージ
概要
直近の目標
開発番号:GT0001X(適応症:孤発性筋萎縮性側索硬化症)
非臨床試験
『AAV.GTX』に脱アミノ酸酵素(ADAR2)発現遺伝子を搭載
2020年度フェーズT/U開始
開発番号:GT0002X(適応症:パーキンソン病、AADC(芳香族アミノ酸脱炭酸酵素)欠損症)
非臨床試験
AAV2に芳香族Lアミノ酸脱炭酸酵素(AADC)発現遺伝子を搭載
臨床研究結果を基に2020年度に国内での承認申請
開発番号:GT0003X(適応症:パーキンソン病)
非臨床試験
@AAV2に AADC発現遺伝子を搭載 AAAV2にチロシン水酸化酵素(TH)発現遺伝子とGTPシクロヒドロラーゼI(GCHI)発現遺伝子を搭載
2020年度フェーズT/U開始
開発番号:GT0004X(適応症:脊髄小脳失調症(1型))
非臨床試験
『AAV.GTX』にHMGB1発現遺伝子を搭載
2021年度フェーズT/U開始
開発番号:GT0005X(適応症:ティ・サックス病)
非臨床試験
『AAV.GTX』に改変型β鎖(modHEXB)発現遺伝子を搭載
2021年度フェーズT/U開始
最近の成果・実績
2018年9月に孤発性ALSを対象として、アステラス製薬株式会社との間で、GTX0001Xの開発および商業化に関する全世界における独占交渉のオプション契約を締結した。
2019年3月に米国製薬会社と、特定適応症に限定したAAV.GTXのライセンス・アウト契約を締結した。
Hot news

アライアンスの希望
開発シーズを有するアカデミア及びAAVベクターのライセンス又は開発中の遺伝子治療薬のライセンス契約を希望する製薬系企業との共同研究・アライアンスを希望する。
 
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