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株式会社幹細胞&デバイス研究所(SCAD)
【業種】
医薬品/創薬
創薬支援/受託サービス

最終更新年月日:2024年2月21日
企業情報

代表者氏名:
加藤 謙介


設立年月日:
2014年5月29日

資本金:
 百万円  

従業員数:
9 人

本社住所:
〒600-8491
京都府 京都市下京区鶏鉾町480 オフィス・ワン四条烏丸11階

電話番号/FAX番号:
075-744-1114 /

URL:
https://scad.or.jp/

参考資料:
SCAD事業サマリー_20240220.pdf [ 544KiB ]

会社概要:
当社は京都大学の(旧)再生医科学研究所(現在の医生物学研究所)および物質‐細胞統合システム拠点(iCeMS)で取り組まれてきた多能性幹細胞(ES/iPS細胞)の研究成果を実用化することを目的として、2014年5月に設立されました。先端技術を社会に実装するためには、特定分野の専門知識だけでなく、幅広い多くの知恵と経験を必要とします。特に新しい分野では、実用化へ向けていくつもの議論といくつもの試行、模索を行うことになります。このため当社では、京都大学から移籍したメンバーに加えて、多様な知見と経験を持つメンバーの参加によって、移転された技術をより深化させ、事業化技術としての充分な信頼性の確保に務めており、かつ、これら事業のグローバル展開も積極的に進めています。
現在は、損傷した神経を再生させる「シュワン細胞による細胞医薬」の開発や患者様由来の疾患モデル細胞を活用しての創薬研究「iPS創薬」を進めており、「幹細胞が生み出す新たな社会」の実現へ向けて、継続して研究成果の社会還元を進めて参ります。

【企業理念】 細胞医薬とiPS創薬の実用化を進め、健康社会の進展に貢献します。

技術&事業概要
■細胞医薬
ヒト多能性幹細胞(ES細胞、iPS細胞)から成熟したシュワン細胞を効率よく安定的に分化誘導することに成功しています。シュワン細胞は神経の修復と再生において重要であることが知られており、手根管症候群や脊髄損傷といった神経損傷に対する細胞治療として、シュワン細胞の実用化に向けた研究開発を行っています。現在、ラットを用いた動物試験で非臨床POCを取得し、臨床応用に向けた製造法の確立を進めています。

■iPS創薬
当社は、国家戦略特別区域法により内閣府と厚生労働省から、遺伝性希少疾患の患者様由来の血液から作製したiPS細胞をもとに疾患状態を再現したモデル細胞を開発し、創薬研究を行う「iPS創薬」までの事業化を認められた国内最初の企業です。難病の患者様の体細胞から作製したiPS細胞(疾患特異的iPS細胞)を用いて、疾患の原因・病態の解明や治療薬候補の探索を行う創薬研究を行っています。

■細胞評価系
三次元培養技術と細胞デバイスの特長を活かした細胞・組織の機能試験法を開発しています。特に、標的の細胞・組織が生体内で果たしている機能を、細胞が生きた状態で定量的に評価することができる高次の機能試験を保有しています。

主な製品&サービス
主な製品&サービス名
ステージ
概要
直近の目標
シュワン細胞を用いた再生医療
非臨床試験
他家多能性幹細胞から作製したシュワン細胞によって損傷した神経を再生させることを目指します。ラット動物実験でPOCを取得済み。
臨床応用に向けた細胞製造法を確立します。
iPS創薬
非臨床試験
iPS細胞株の樹立や、保有するシャルコー・マリー・トゥース病(CMT)の患者様由体iPS細胞株を用いた創薬研究を行います。

細胞評価系(神経系)
サービス
配向性ファイバーシートを用いた神経細胞デバイスやシュワン細胞を活用した委託研究や委受託試験を行います。

細胞評価系(骨格筋系)
サービス
独自の三次元培養デバイスを用いた、骨格筋の収縮力をin vitroで定量評価する試験系を活用した委託研究や委受託試験を行います。





最近の成果・実績
2023年8月 シュワン細胞による再生医療の実現に向けて、京都大学と共同研究を開始。
2023年4月 神経細胞培養デバイスに関する米国特許権を取得。
2023年4月 経済産業省の補助事業者に採択。(令和4年度補正「地域新成長産業創出促進事業費補助金 地域デジタルイノベーション実証型」)
2023年3月 神経・筋疾患におけるトランスレーショナルリサーチに向けて、京都大学と共同研究を開始。
2022年12月 神経細胞デバイスに関する論文が掲載。(Biomaterials Research、東北工業大学との共著)

Hot news
2023年10月 BioJapan2023に出展しました。
2023年5月  事業所が京都大学医薬系総合研究棟(イノベーションハブ京都)に移転しました。
アライアンスの希望
1)シュワン細胞の再生医療についての共同開発パートナー、資本業務提携先を募集しています。(非臨床研究、臨床開発、製造)

2)当社の技術を活用した委託研究、委受託試験をご希望の企業様からのご連絡をお待ちしています。

 
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