|
企業情報
|
代表者氏名:
北浦良彦 |
|
設立年月日:
2009年6月3日 |
資本金:
7 百万円 |
従業員数:
4 人 |
本社住所:
〒569-1141
大阪府 高槻市氷室町2丁目49-12
|
電話番号/FAX番号:
072-628-1717 / 072-628-8469 |
URL:
http://yuimedic.com/index.html |
参考資料:
|
会社概要:
【企業理念】アカデミアの独創的な研究成果と製薬企業の開発研究のギャップを埋める役割を担い、世界に通用する“First in Class”の有用な医薬品の創出を目標とします。革新的な医薬品の創出により、日本のバイオ産業の発展と同時に、人類の健康と福祉の増進に貢献します。 【設立背景】近年、アカデミアでの基礎研究の成果の産業化を目的とする産学官連携活動が盛んですが、現状では創薬研究分野では必ずしも成功しているとは言えません。アカデミアの独創的な基礎研究を製薬企業での開発研究へ繋げるためには、基礎研究に対応する具体的な開発候補化合物の創出が必要です。そのためには、開発候補化合物の創出研究を可能にする創薬研究開発経験が豊富な担い手の存在が必須ですが、現状では必ずしも満足できる状態とは言えません。このような現状認識を共有し、製薬企業で長年の研究開発経験、実績を有する研究者が集い、アカデミアと製薬企業間の創薬に向けた真に生産的な橋渡しを実現するために、会社を設立しました。 指向領域は、癌と感染症です。
|
技術&事業概要
|
主要プロジェクトは、抗癌剤及び感染症治療薬です。 【抗癌剤】アミノ酸トランスポーターであるLAT1(L-type amino acid transporter-1)は癌細胞特異的に発現し、細胞増殖に必須なアミノ酸を癌細胞に供給する役割を担っています。開発品は、LAT1の阻害作用を有し、担癌モデルマウスで低用量の経口投与で有効性を示し、しかも安全域の広い経口吸収が良好な低分子化合物です。本プロジェクトは、大阪大学等との共同研究で、特許出願は完了しています。ステージは、非臨床研究に入る段階です。 【感染症治療薬】Clostridium Difficile(以下、「C.Difficile」と云う)は腸内の悪玉細菌で、C.difficile感染症患者は腸炎或いは重篤な下痢症状が現れ、死に至る場合もあります。開発品は、C.Difficileに対して選択的な抗菌活性を示し、対照薬であるバンコマイシンより抗菌活性が数十倍強い低分子化合物です。本プロジェクトは、近畿大学、微生物化学研究会等との共同研究で、特許出願は完了しています。ステージは開発品を絞り込んでいる段階です。
|
主な製品&サービス
|
主な製品&サービス名
|
ステージ
|
概要
|
直近の目標
|
抗癌剤
|
非臨床試験
|
LAT1の阻害作用を有し、担癌モデルマウスで低用量の経口投与で有効性を示し、しかも安全域の広い経口吸収が良好な低分子化合物です。
|
非臨床研究パッケージ
|
Clostridium Difficile感染症治療薬
|
研究
|
C.Difficileに対して選択的な抗菌活性を示し、対照薬であるバンコマイシンより抗菌活性が数十倍強い低分子化合物です。
|
In vivoでのハムスター動物モデルで有効性を確認すること。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
最近の成果・実績
|
LAT1阻害剤は、LAT1が殆どの癌細胞に発現していることから作用メカニズムの異なる抗癌剤との併用効果が期待されます。また、PET診断でLAT1の発現を測定することにより、コンパニオン診断薬により投与前にレスポンダー・ノンレスポンダーを区別できます。 感染症治療薬の開発品は、C.Difficileに対する抗菌活性が特異的で環境に優しいプロファイルを有しています。その点が、抗菌スペクトラムの広い既存薬に対する優位性です。その結果、既存薬で問題となっている服薬を止めたときの再発率を低下させる可能性があります。
|
アライアンスの希望
|
抗癌剤は、非臨床研究を実施する共同研究先を求めています。 感染症治療薬は、in vivo実験、急性毒性試験を実施するための資金提供先を求めています。
|
|
|