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セルジェンテック株式会社
【業種】
医薬品/創薬
創薬支援/受託サービス

最終更新年月日:2019年8月27日
企業情報

代表者氏名:
代表取締役社長  麻生 雅是


設立年月日:
2003年10月20日

資本金:
439 百万円  

従業員数:
16 人

本社住所:
〒260-0856
千葉県 千葉市中央区亥鼻1-8-15 千葉大亥鼻イノベーションプラザ

電話番号/FAX番号:
043-441-4121 / 043-441-4121

URL:
http://www.cellgentech.com/

参考資料:

会社概要:
再生医療、細胞治療、遺伝子治療は、21世の難病対策治療法として注目されています。 当社は、難病治療・克服を目的とした治療遺伝子導入ヒト脂肪細胞の加工細胞医薬品を医療に提供し、多くの難病で苦しむ患者様と家族の生活の質の向上に貢献します。 細胞医薬品とは、疾病治療のため必要な機能を付加したヒトを含む動物由来細胞を用いて難病に取り組む新概念の医薬品です。 当社は、細胞医薬品のパイオニアとして、遺伝的・後天的な生理機能蛋白の欠損または低下を疾病主因とした難病に対して、ヒト脂肪細胞を用いて、疾病治療タンパク質を供給する遺伝子を導入した加工脂肪細胞医薬品を医療に提供し、難病で苦しむ患者様およびその家族の生活の質の向上に貢献します。 また加工脂肪細胞医薬の技術基盤を、将来医療に提供される多くの細胞医薬品や組織医薬品の研究開発や事業化に役立ていただき、難病に苦しむ世界の多くの患者様の健康に寄与することにより医療貢献します。

技術&事業概要
当社は、千葉大学発ベンチャー企業として、ヒト脂肪細胞を用いた遺伝子導入細胞医薬品(Genetically Modified Adipocyte : 以下「GMAC」という)の研究開発に取り組んでいます。
当社の開発するGMACは、患者様本人から採取した脂肪細胞にタンパク質や酵素を生成する遺伝子を導入することで、患者様が必要とするタンパク質や酵素を体内で長期にわたり分泌し続けることができる画期的な細胞医薬品です。
遺伝性疾患の難病や生活習慣、高齢化に伴ってタンパク質や酵素が欠損している患者様に移植することで通院加療にかかる負担が大幅に軽減され、患者様とご家族様のQOLが劇的に改善されます。
また、当社の技術は安全性、低侵襲性、効果の持続性、投与患者の範囲の広さなど、幅広いメリットを有しております。
GMACの調製に使用される脂肪細胞は優れた分泌細胞であるため、導入する遺伝子を変えることで多くの難病を治療することも可能な遺伝子治療プラットフォーム技術です。様々な疾患に応用できる点も、他社にはない優位性です。
主な製品&サービス
主な製品&サービス名
ステージ
概要
直近の目標
家族性LCAT欠損症治療用のGMAC
非臨床試験
家族性LCAT欠損症に対するLCATの安定・長期持続補給を可能とするLCAT遺伝子
治験の実施(治験届準備中)
ライソゾーム病(ファブリー病)と血友病の治療に関する病態改善タンパク質の安定・長期持続補給を可能とする遺伝子導入GMAC
研究
ライソゾーム病(ファブリー病)と血友病治療用GMACについて、JSTの委託事業として研究開発を行い、実現可能性を確認しました。
アライアンスパートナーとの共同研究共同開発












最近の成果・実績
家族性LCAT欠損症は、善玉コレステロールを増やすLCATという酵素が遺伝的に欠損した疾患で、眼や腎臓に障害を来たす希少疾病です。LCATの安定・長期持続補給を可能とするLCAT遺伝子導入GMACの開発を進め、共同研究機関の千葉大学は厚生労働省より2016年8月第一種再生医療臨床研究「家族性LCAT欠損症へのLCAT遺伝子導入脂肪細胞による再生医療臨床研究」の実施承認を経て、2017年2月に患者様自身の脂肪細胞(GMAC)を使った臨床研究を世界で初めて実施しました。1回のGMACの投与で、2年以上にわたって安全性・脂質代謝改善の指標を観察しています。
Hot news
国立研究開発法人日本医療研究開発機構から再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業に採択されました(2018年10月から2020年3月まで。補助金総額約9,100万円)。また2018年から2019年にかけて、事業会社及びベンチャーキャピタルを対象とした第三者割当増資により約8億円の資金調達を行い、研究開発を加速させております。
アライアンスの希望
当社のGMACはタンパク質・酵素欠損或いは低下の是正による先天性代謝異常疾患の治療、病態を是正する組換型タンパク質分泌(局所または全身)による難治性慢性疾患の治療が期待されます。
当社は、多くの疾患治療に向け、GMACの汎用性のある技術を、多くの難病に苦しむ患者様に提供することをミッションとしています。本技術に関心のある製薬企業、ライフサイエンス関連企業及び研究機関からのコンタクトをお待ちしております。


 
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