|
企業情報
|
代表者氏名:
牧田直大 |
|
設立年月日:
2016年8月10日 |
資本金:
65 百万円 |
従業員数:
10 人 |
本社住所:
〒606-8501
京都府 京都市左京区吉田下阿達町46−29 医薬系総合研究棟305号室
|
電話番号/FAX番号:
075-746-7804 / 075-746-7804 |
URL:
http://myoridge.co.jp/ |
参考資料:
|
会社概要:
弊社は「質の高い心筋細胞をより広く、より多くの患者さん、患者さんのために研究している研究者の方へ届けること。」を理念に、2016年8月に京都大学で開発された技術を基に設立いたしました。 弊社の心筋誘導法はタンパク成分を全く含まず、低分子化合物とアミノ酸のみで構成された培地を用いており、@低コスト A高純度 Bロット差が小さい C動物成分を使用せず分化誘導しているため感染リスクが低い D遺伝子発現のレベルが高い E筋繊維サルコメア構造が発達している F薬剤応答性が良好等の特長を持っております。 iPS細胞由来の心筋細胞を使用した試験は、創薬試験の中に組み込まれることが期待されており、業界として研究が進んでおります。またその他薬理学、電気生理学、細胞組織工学等の種々の研究用途での使用が想定されます。 このような質の高い心筋細胞をいくつかの新たな創薬ツールに加工し、大学研究室や製薬企業に代表されるユーザーの皆様へ、創薬用や基礎研究用として安定供給させていただきます。 |
技術&事業概要
|
従来分化誘導に必要とされていた種々のタンパク質を用いずに低分子化合物とアミノ酸のみで分化誘導する技術により分化培地の低コスト化を実現、従来培地コストの100分の1を達成しております。加えて高純度の心筋分化や後述する筋繊維の発達、心筋細胞の成熟化を実現し、その結果薬剤応答性が良好な安定した心筋細胞を培養することに成功しています。 弊社独自の培養方法で培養した心筋細胞は筋繊維の配向性が高く、発達した筋繊維サルコメア構造がはっきり観測されており、また従来の心筋細胞と比べて動きがダイナミックで あるので、細胞外電位の変化だけでなくモーションそのものの解析にも適していると考えます。また、出来上がった心筋細胞の純度は93%から98%と高純度を保っており、性質も安定しています。 弊社が培養する心筋細胞は遺伝子発現レベルが高く、成熟化しており薬剤応答性が成人 心臓に近いことを示唆しており、QT延長に重要な、電位依存性K+チャネルであるHERGとKCNQ1の発現量が従来のiPS細胞由来心筋細胞よりも安定して高く、実際の心臓における発現レベルに近くなっています。また、静止膜電位の深さに関係するKir2.1の発現量も安定して高いことが確認されています。
|
主な製品&サービス
|
主な製品&サービス名
|
ステージ
|
概要
|
直近の目標
|
シングルセル心筋細胞
|
サービス
|
マイオリッジの心筋細胞の特長を備えたシングルセル心筋細胞を、ご希望の状態でご提供します。
|
製薬メーカー様や大学研究室様にご評価いただくことです。
|
マルチウェルプレート心筋細胞
|
サービス
|
マイオリッジの心筋細胞の特長を備えた心筋細胞をマルチウェルプレートのウェル中で球状に組織化しております。
|
製薬メーカー様や大学研究室様にご評価いただくことです。
|
心筋細胞解析ソフトウェア
|
サービス
|
蛍光顕微鏡で撮影した心筋細胞の動画を解析する画像解析ソフトウェアです。心筋の収縮やカルシウム蛍光を定量化できます。
|
ユーザーへの導入を検討しております。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
最近の成果・実績
|
現在、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より「研究開発型ベンチャー支援事業/SUIによる企業化可能性調査等の実施/プロテインフリーでたんぱく質代替材料を作製する低コスト・高品質・安定生産技術の開発と事業化」(2016〜2017年度)に採択頂き助成を受けております。
|
Hot news
|
2017年8月に会社設立一周年を迎えました。皆様のご愛顧、誠にありがとうございます。
|
アライアンスの希望
|
iPS細胞や心筋細胞の培養に対するノウハウが長年の研究開発で蓄積されておりますので、細胞の培養やその周辺分野の共同開発に関するお話や、弊社心筋細胞の国際輸送や海外販売にご協力いただける企業様とのお話を希望いたします。
|
|
|