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株式会社ハイペップ研究所
【業種】
医薬品/創薬
創薬支援/受託サービス
医療/診断/医療機器/ヘルスケア
最終更新年月日:2022年6月8日
企業情報

代表者氏名:
軒原 清史


設立年月日:
2002年3月29日

資本金:
22 百万円  

従業員数:
8 人

本社住所:
〒602-8158
京都府 京都市上京区下立売通千本東入中務町486番46

電話番号/FAX番号:
075-813-2101 / 075-801-0280

URL:
https://www.hipep.jp/

参考資料:
HiPep-O-001JP_2022.pdf [ 2.3MiB ]

会社概要:
ハイペップ研究所は生体機能・分子認識の産業応用を目的に創業した。基盤となるコンセプトは、生体分子の相互作用をペプチドで模倣することである。ペプチド・タンパク質科学を中心に、基礎から応用研究まで幅広く携わってきた創業者の独創的シーズの応用分野は診断検査と治療薬の開発である。最近、ペプチド誘導体を捕捉分子としてタンパク質を認識させるマイクロアレイの基盤技術が完成した。ペプチド誘導体マイクロアレイを用いプロテインフィンガープリント法によって検定するPepTenChip(R)である。診断市場でリアルタイム・オンサイト使用ができる。疾患検体によるデータ解析を実施中である。ペプチドで配列特異的に遺伝子を認識させる研究にも注力し、ピロールとイミダゾールを主成分とするペプチド(PIPA)を応用した検査、治療薬の開発にも取り組んでいる。最近PIPAの工業製造技術も完成させた。創業以来、自社研究開発効率の向上のために自社開発したデバイスや構築したペプチドライブラリー群を自社研究に活用するとともに製品としても販売している。ノウハウと習熟した設備を駆使するコンサルテーション、受託による研究・合成・精製・解析・探索等も行っている。

技術&事業概要
(1) 主要技術:ハイペップテクノロジーは、生物活性を有するペプチドやタンパク質を高効率に合成・分析・精製・検定する技術である.
(2) バイオチップと新規基板素材:基板上にアレイ化した標識ペプチドのライブラリーにより計測を行う独自技術は1:1対応の認識に限定されない. 
(3) 創薬・探索研究支援商品:化合物ライブラリーおよびスクリーニングに関する装置・消耗品、試薬類、分析・精製用HPLCカラム等は自社研究での使用を目的に開発した. 
(4) 各種ライブラリー:ビーズに固定化した環状ペプチドライブラリー約2億種類、ドッグライクフォーカスライブラリー、構造ペプチドライブラリー、バイオコンジュゲートライブラリー.
(5) 再生医療に応用可能な血管新生ペプチド(米・欧・日本特許)
(6) 非天然アミノ酸ミモシンとミモシン導入ペプチド:創薬、機能性化粧品への応用のための試薬.
(7) 多様な形態でのアライアンス:ライセンスアウトも含め、単なる依頼による作業ではなく、研究の上流から下流までを視野に入れた研究者の立場からの支援ができる。
主な製品&サービス
主な製品&サービス名
ステージ
概要
直近の目標
次世代生体計測技術PepTenChip(R)システム
非臨床試験
標識ペプチドライブリーを捕捉分子とし、新規な基板材料上にアレイ化する新規バイオ計測法(欧州、米国,日本特許)、簡易検査装置
当該バイオチップシステムのオンサイト・リアルタイムを目指したアライアンス、臨床応用での検体供与先を募集
血管新生能を有するペプチドとそのバイオコンジュゲート(米国、日本、欧州特許)
非臨床試験
再生医療のための血管新生作用を有するペプチドを発見、構造活性相関も明らかにし、関連ライブラリーも構築した。現在移植研究応用中
再生医療分野の製薬企業への導出を目指す。サンプル提供、アライアンスによる共同開発で臨床応用を確立したい
ピロール・イミダゾールをビルディングユニットとしたペプチド、PIPA
上市・販売
二本鎖DNAを配列特異的に認識する新規作用機序の治療薬候補、DNA可視化のためのPIPA
創薬に向けた配列特異的DNA認識PIPAの供給
創薬における探索技術、各種ペプチド誘導体ライブラリー、高純度環状ペプチド固定化ライブラリー
上市・販売
各種ライブラリー:ゲル様担体に固定化した約2億種、薬物構造に特化した環状ペプチド群、構造ペプチドライブラリー群、構造解析サービス
固定化環状ペプチド群をはじめ、探索のためのライブラリーの販売/受託やコンサルテーション
研究用装置試薬の販売とこれらに加えノウハウを用いた受託業務
サービス
研究関連商品販売に加えて独自ノウハウを駆使した難合成ペプチド誘導体、バイオコンジュゲートの研究・合成・解析を受託、技術指導も実施
独自の研究開発の展開に駆使している技術に関し、より高効率な合成・精製技術を追求、工業製造に活かせる技術となっている
最近の成果・実績
バイオチップの4要素技術; @捕捉分子群;A新規チップ素材;B極微量の捕捉分子アレイ化技術;Cオンサイト使用の検出器が完成、日本および海外主要国で複数件の特許も取得。実検体を用いてデータベースを構築中である。これまで「1対1」の対応に基づく、既知標的に対する検出法が精力的に開発されてきたが、原因不明の疾患や関連物質解明は困難であった。我々は未知標的群を含めた多変量解析による疾患等の客観的検査可能なバイオチップの実用化を実現した。また、これまで難しかったPIPA化合物の工業生産にも成功し製造事業を開始した。
Hot news
バイオチップ、PepTenChip(R)の基盤技術がすべて完成、使い捨てではなく再利用が可能で検出装置も完成。基板の代わりにゲル様ビーズ1粒上に1種だけの高純度環状ぺプチド固定化ライブラリーと選別ビーズの構造解析サービス。薬物様構造の出現頻度の高いライブラリーでファージディスプレイ法の欠点を克服できる新製品。生体内酵素耐性血管新生ペプチドの発明、作用機序も報告。コアテクノロジーであるペプチド科学とバイオコンジュゲート技術を駆使し、検査診断・探索・創薬・DDSを中心に、成長率の高いアジアへも拡販を開始した。
アライアンスの希望
@新規バイオ検出システム、PepTenChip(R)の実用化に関する検定提供、蛍光検出装置のライセンス製造先募集;A塩基配列特異的にDNAを認識するPIPAで遺伝子発現制御をおこなう新規作用機序の医薬品開発のためのAPI提供。現在、核酸医薬は安全性や毒性、細胞核内移行等が実用化の障壁となっている。PIPAは高い塩基配列選択性、細胞膜透過・核への移行性、低い副作用等で競争力の強い化合物である。B持続型血管新生ペプチド(ライセンスアウト);C非天然アミノ酸ミモシンとその誘導体の創薬・化粧品素材開発と製品化
 
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