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桃太郎源株式会社
【業種】
医薬品/創薬


最終更新年月日:2019年7月25日
企業情報

代表者氏名:
塩見 均


設立年月日:
2007年8月17日

資本金:
459 百万円  

従業員数:
8 人

本社住所:
〒700-0904
岡山県 岡山市北区柳町1-12-1 岡山柳町ビル 4階

電話番号/FAX番号:
086-238-7848 / 086-238-7848

URL:
http://www.mt-gene.com/

参考資料:

会社概要:
岡山大学発バイオベンチャーである桃太郎源社は、岡山大学を中心とする中四国の有望シーズの臨床試験を実施し、製薬企業へ橋渡し、または共同開発による創薬事業を目指しています。はじめに取り組んでいる製剤は、岡山大で単離・同定されたREIC/Dkk-3遺伝子をがん治療に用いる、REICがん遺伝子治療です。REIC/Dkk-3遺伝子は、岡山大医学部の難波教授のチームが不死化細胞の研究の際に、発現が極めて低減している遺伝子を単離・同定し、Reduced Expression in Immortalized Cells (REIC)と名付けたもので、多くのがん細胞で同様に発現が低減しているがん抑制遺伝子です。
その後、泌尿器科臨床医である同大の公文教授が臨床への応用研究を主導し、桃太郎源社を設立、前立腺がんでの日米での臨床研究、臨床治験を通じて、その安全性と効果を実証し、創薬POCを確立しました。現在は、その対象を悪性中皮腫、肝がんへと展開していく段階にあります。
桃太郎源は、現在までに岡山に関係する地元40社以上からのエンジェル出資を受けた新しい地方創生型バイオベンチャー企業です。

技術&事業概要
桃太郎源株式会社が推進するアデノウイスルベクターREIC遺伝子治療は、がん細胞特異的にアポトーシスをおこす作用と、REICタンパクによるがん免疫亢進効果の相乗作用により、低侵襲で高い抗がん効果が見込まれます。第一世代製剤を使用した前立腺がんに対する岡山大学での臨床研究において26名の患者様に投与し、創薬POCを確立しました。またその10倍の効果が見込める第二世代製剤、Ad-SGE-REICによる前立腺がんに対する米国での臨床第T相試験(12名)も完了し、副作用は一過性の発熱のみの極めて低侵襲で、かつ高い効果を確認しています。
日本では、平成27年9月より、この第二世代製剤により、杏林製薬株式会社が開発企業となり、「悪性胸膜中皮腫」に対する臨床試験が開始されています。また、肝がんに対する医師主導治験が岡山大学にて開始されています。
米国では平成28年7月より、前立腺がんに対する臨床第2相a相が開始されています。さらに、令和元年8月より、Baylor医科大学にて、悪性中皮腫に対する抗PD-1抗体との併用P2試験が実施される予定です。同時に中国での開発については、イーピーエス社とのライセンス契約を締結しており、日・米・中の3極での臨床開発を進めています。

主な製品&サービス
主な製品&サービス名
ステージ
概要
直近の目標
Ad-SGE-REIC製剤
フェーズ2
がん細胞に特異的に細胞死を誘導し、抗がん免疫を高めるアデノウイルスベクターREIC遺伝子治療
悪性中皮腫に対するPD-1抗体との併用P2試験(米国)、グリオーマに対する医師主導治験(日本、単剤)
















最近の成果・実績
第二世代製剤であるAd-SGE-REICは、米国では、平成28年7月より前立腺がんに対する臨床第Ua相が開始され、また平成30年8月にはFDAより悪性胸膜中皮腫に対してオーファンドラッグの指定を受けています。令和元年8月より米国Baylor医科大学にて、悪性中皮腫に対する抗PD-1抗体との併用P2試験が開始されます。日本では、悪性中皮腫に対して杏林製薬が開発企業となり臨床試験第2相を進行中であり、肝がんに対する医師主導治験が岡山大学で実施中で、さらにグリオーマに対しても、医師主導治験が開始されています。
Hot news
米国Baylor医科大学にて、悪性中皮腫に対する抗PD-1抗体との併用臨床第2相試験を開始(令和元年8月)
アライアンスの希望
製薬企業、バイオ企業へのAd-SGE-REIC製剤の欧米ライセンス導出を希望
 
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