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企業情報
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代表者氏名:
尾川直樹 |

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設立年月日:
2018年4月2日 |
資本金:
71 百万円 |
従業員数:
5 人 |
本社住所:
〒078-8802
北海道 旭川市緑が丘東2条1丁目1番1号 旭川医科大学内
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電話番号/FAX番号:
0166-68-2182 / |
URL:
https://www.kamuipharma.co.jp/ |
参考資料:
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会社概要:
当社は、旭川医科大学とサッポロホールディングス鰍ゥら「プロバイオティクス由来の長鎖ポリリン酸を用いた新規炎症性腸疾患(IBD)治療薬の開発」に関する研究成果を継承し、長鎖ポリリン酸の医薬品化を目指す旭川医科大発の創薬バイオベンチャーとして、2018年4月に発足いたしました。研究を牽引する藤谷幹浩准教授(旭川医科大学 消化器・血液腫瘍制御内科学分野)は当社の取締役CSOに就任致しました。
IBDは原因不明の慢性炎症性疾患で、潰瘍性大腸炎とクローン病に大別されます。現在、IBDの薬物療法は抗炎症剤が中心となっていますが、標準治療薬を服用しても多くの症例で再燃してしまいます。近年、IBDの治療のゴールは症状の寛解ではなく「粘膜治癒」であることが明らかになってきていますが、直接的な「粘膜治癒促進剤」は未だ実現されていません。
麦芽乳酸菌SBL88から同定された長鎖ポリリン酸は、腸管バリア機能を増強するユニークな生理活性を有しており、腸管上皮に直接作用して傷んだ粘膜を保護・修復する特性を有します。当社では、腸管バリア機能増強作用に着目し、粘膜治癒を誘導する新たな炎症性腸疾患治療薬候補として新薬開発を推進しています。 |
技術&事業概要
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■炎症性腸疾患治療薬「長鎖ポリリン酸」 麦芽乳酸菌SBL88から同定された「長鎖ポリリン酸」は、腸管バリア機能を増強する生理活性を有しており、腸管上皮に直接作用して傷んだ粘膜を保護・修復する特性を有します。当社では、腸管バリア機能増強作用を有する作用に着目し、粘膜治癒を誘導する新たな炎症性腸疾患治療薬候補として、開発を推進しています。 (i) 世界で初めて明らかにされた腸管バリア機能増強活性物質 (ii) 炎症性腸疾患モデル動物において過剰な炎症と繊維化を改善する作用を持つ (iii)標的細胞と作用機序を明らかにした (vi) 直接的な粘膜治癒促進剤は市場になく、競合品、類似品は無い
■抗腫瘍剤「フェリクローム」 高齢者、特に併存疾患を持つ患者に対する抗がん剤療法は未充足であり、有害事象が少なく長期投与可能な抗がん剤開発が望まれています。当社では、乳酸菌の一種から同定した抗腫瘍生理活性物質に着目し、極めて有害事象の少ない新規抗腫瘍剤の開発を目指しています。 (i) プロバイオティクスより世界で初めて強力な抗腫瘍活性物質を同定 (ii) 既存薬を上回る強力な抗腫瘍作用 (iii)正常粘膜上皮細胞に対しては細胞障害性が皆無 (vi) アポトーシス誘導
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主な製品&サービス
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主な製品&サービス名
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ステージ
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概要
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直近の目標
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炎症性腸疾患治療薬「長鎖ポリリン酸」
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非臨床試験
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前臨床+医師主導臨床研究(日本)の段階
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治験開始(2021年目標)
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抗腫瘍剤「フェリクローム」
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研究
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動物モデルでの検証の段階
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最近の成果・実績
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■炎症性腸疾患治療薬「長鎖ポリリン酸」 (i) 前臨床GLP試験の実施 (ii) 原薬GMP製法の確立 (iii)潰瘍性大腸炎患者を対象とした医師主導臨床研究(旭川医大における自主的臨床研究) (vi) フェーズI試験に向けたPMDA相談 (v) 文部科学省「橋渡し研究加速ネットワークプログラム」シーズB、AMED「橋渡し研究加速ネットワークプログラム」シーズCに採択実績あり
■抗腫瘍剤「フェリクローム」 in vitro, in vivoでの各種薬効試験、げっ歯類を用いた有害事象検討等
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Hot news
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*2019/07/26 日本医師会発行「DOCTOR-ASE(ドクタラーゼ)」に掲載されました 弊社のCEOである尾川直樹とCSOである藤谷幹浩のインタビュー記事が、日本医師会発行「DOCTOR-ASE(ドクタラーゼ)」No.30号に掲載されました。
*2019/03/13 INPIT公開成果発表会に登壇いたしました 弊社のCEOである尾川直樹が、独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)主催の「産学連携知的財産アドバイザー派遣事業公開成果発表会」(2019年3月8日開催)にて、基調講演いたしました。
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アライアンスの希望
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製薬企業:消化器領域および抗がん剤領域に関する共同開発、シーズ導入に関心を有する企業
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