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企業情報
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代表者氏名:
大和 建太 |
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設立年月日:
2018年4月2日 |
資本金:
55 百万円 |
従業員数:
7 人 |
本社住所:
〒819-0388
福岡県 福岡市西区九大新町4−1 福岡市産学連携交流センター217
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電話番号/FAX番号:
092-707-4016 / 092-707-4017 |
URL:
http://www.kaicoltd.jp/ |
参考資料:
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会社概要:
カイコ・バキュロウイルス発現は、組換えタンパク質の高発現可能な生産系統であるが、世界的にカイコの入手と飼育ノウハウから本発現系を研究・生産利用することが難しくなっている。弊社は九州大学の独自カイコを利用し本発現系による生産プラットフォーム構築した。本プラットフォームを利用することにより企業や研究者が身近・手軽に研究開発に利用できるようになり、開発後にはスケールアップ検討を不要とした大量生産を可能とする。少量多品種の開発・生産を得意とし短期間での大量生産を可能とするところに優位性がある。弊社は多くの開発パートナーと新しい医薬品・診断薬・試薬の開発を進めて行くことを目指し、他の発現系では生産し難いものを対象に絞り、カイコでの組換えタンパク質の量産化を目指している。カイコに特化したCDMO(医薬品製剤開発製造支援事業Contract Development & Manufacture Organization)をビジネスモデルとする。 |
技術&事業概要
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カイコ-バキュロウイルス発現系は、分泌性タンパク質、膜タンパク質、細胞質、オルガネラ局在タンパク質などのすべての種類のタンパク質の発現が可能であり、九州大学のカイコバイオリソースでは、すでにこれらタンパク質の種類に応じた大まかな好適系統を見出しており、必要に応じて生産に好適な系統をスクリーニングし、育種するシステムが確立している。 九州大学農学研究院は、文部科学省のナショナルバイオリソースプロジェクトにおいてカイコ系統保存機関であり、本機関にだけ唯一存在する系統など豊富なカイコ系統を保持している。多くの系統は、半世紀以上の交配記録が保管された血統書付きの近交系であり、医薬品生産の宿主としての品質(均一性、安定性)の担保が得られる。また近郊系カイコを450系統保管しており、この数は世界一のコレクションになる。 弊社はこの九州大学の有体物の一部系統を商業的に独占使用契約を締結している。
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主な製品&サービス
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主な製品&サービス名
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ステージ
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概要
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直近の目標
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タンパク質の開発・生産
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その他
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研究用試薬を販売開始
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ワクチンの開発パートナーを探求
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最近の成果・実績
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ノロウイルスVLP(ウイルス様粒子)の大量生産方法を確立
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アライアンスの希望
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弊社はカイコを用いた特殊なタンパク質を開発・製造する生産プラットフォームの企業であり、どのようなタンパク質を開発するかはパートナー企業の意向で決定します。独自にはノロウイルス(VLP:ウイルス様子粒子)の大量生産技術を開発しており、ノロウイルスワクチンを商品化できる企業を探していますが、今後多くの開発機会を得るためには、自社開発商品だけではなく、製薬会社との共同開発を積極的に進めて行きたい。
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