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企業情報
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代表者氏名:
菊池 伯夫 |
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設立年月日:
2018年7月1日 |
資本金:
47 百万円 |
従業員数:
5 人 |
本社住所:
〒310-0913
茨城県 水戸市見川町 2563-77 ルレーブ見川 2-101
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電話番号/FAX番号:
050-7103-6063 / |
URL:
https://qff.jp/ |
参考資料:
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会社概要:
株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ(QFF)は、世界で初めて民間で中性子線を活用した品種改良サービスを提供するスタートアップ企業です。中性子線は高い透過性と優れた突然変異誘発能力を持ち、植物や微生物の新しい系統を短期間で創出可能です。実績は、大手企業を中心に20社以上にわたり、食品、飲料、コスメ、原料メーカー、種苗、農業、バイオ業界と幅広い分野に貢献しています。微生物では、微細藻類、酵母、大腸菌、乳酸菌、動物細胞に対し、耐環境性や二次代謝物の生産性向上などに成功しております。ゲノム編集や遺伝子組み換えと比べ、幅広い対象物や改良ニーズに対応しており、法規制の影響もないことも特徴です。近年では気候変動やカーボンニュートラルなどの社会課題解決に向けた新たな育種手法として注目されています。 |
技術&事業概要
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中性子線育種は植物に自然に起きる「突然変異」を利用した品種改良技術で、放射線の一種である量子線(中性子線)を使います。ガンマ線や重イオン線など従来の放射線では植物(花や野菜、穀物など)の新系統を創り出すまでの期間が3〜5年以上かかりますが、中性子線は約半分の1〜3年、品種により最短1年です。突然変異率が1〜39%と抜群に高い中性子線は、確率論で必ず一定の効果が出るため開発期間を圧倒的に短縮できます。微生物の育種では従来の1/6程度の2ヶ月、条件により最短1週間で新たな系統を創り出すことができます。
中性子線育種は海外に研究実績としてはありますが、実現可能な高度科学施設が日本を含め世界に数か所しかないため非常に利用ハードルが高く、実績がありませんでした。そこでQFFは国内の科学者を中心にアライアンスネットワークを組み、日本初の中性子線育種技術の実用化に成功、特許を取得しました。さらに、スピーディ育種サービスとして世界初の「社会実装」を実現しました。中性子線育種技術は特許権を取得しているため、QFFのみがご提供できる技術となります。
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主な製品&サービス
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主な製品&サービス名
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ステージ
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概要
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直近の目標
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中性子線照射サービス
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上市・販売
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種子・微生物・その他の対象物に中性子線照射を実施して提供顧客獲得、海外販路開拓
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顧客獲得、海外販路開拓
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中性子照射+スクリーニングサービス
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上市・販売
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中性子線照射後の変異体の選抜(スクリーニング)も弊社でご支援するサービス
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顧客獲得、海外販路開拓、技術改良
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品種開発トータルサービス
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上市・販売
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中性子線照射後の変異体の選抜や育種、新品種の開発・種苗登録までを一貫してご提供
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顧客獲得、海外販路開拓、技術改良
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共同研究開発サービス
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上市・販売
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共同開発や商品開発支援、ゲノム編集等の最先端バイオテクノロジー技術との共同研究を実施
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顧客獲得、海外販路開拓、技術改良
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最近の成果・実績
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・今最も注目すべきスタートアップとして「J-TECH STARTUP 2024」に選定されました(2024.12.18) ・「TechBIZKON」にて表彰。ドイツのアグリテック国際展示会出展が決定しました(2024.12.06) ・「Top Biotech Company in Japan 2024」に 選ばれました(2024.11.28) ・「アグリテックグランプリ2024」で受賞しました(2024.10.25) ・総額3.0億円のシリーズAラウンドの資金調達を完了(2024.10.04)
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アライアンスの希望
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微生物を活用した特に製薬・コスメ・エネルギーなどの製品開発を実施している企業様で、弊社中性子線を活用した改良に取り組まれたい方、あるいは変異体のスクリーニング技術を有する企業・研究機関様とのアライアンスや共同研究を広く募集しております。
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