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企業情報
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代表者氏名:
代表取締役社長 山本柳二 |
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設立年月日:
2004年12月20日 |
資本金:
10 百万円 |
従業員数:
8 人 |
本社住所:
〒102-0076
東京都 千代田区五番町5-1 JS市ヶ谷ビル6F
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電話番号/FAX番号:
03-5530-8086 / 03-5530-8087 |
URL:
http://www.cytopathfinder.com/ |
参考資料:
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会社概要:
株式会社サイトパスファインダーは、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)の研究成果を事業化するために2004年12月に設立された産総研技術移転ベンチャー企業です。 細胞内へさまざまな核酸を導入する独自技術「固相トランスフェクション法」を基盤として事業化を進める中、2009年6月に英国製薬大手のグラクソ・スミスクライン株式会社のスピンアウトベンチャーで薬理ゲノム学(Pharmacogenomics, PGx)に強みを持つピージーアイエス社を吸収合併、PGXIS, Ltd.(英国)を100%子会社とし創薬を目指しましたが、2011年以降、固相トランスフェクション技術プラットフォームを確立し、製薬企業や研究機関、アカデミアへ固相トランスフェクション技術関連製品・サービスを提供することで医薬品の研究開発の支援に取り組んでいます。 |
技術&事業概要
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弊社では、産総研の研究成果である「固相トランスフェクション法」を基盤とした製品・サービスを提供しています。 固相トランスフェクション法では、核酸と導入試薬からなる複合体を予め培養プレートのウェル上に安定して固相化させるため、ユーザーは細胞を播種するだけで核酸の導入実験が可能です。播種する際の細胞懸濁液は細胞に適した培地で希釈することができるので、核酸導入に際して培地交換をする必要はありません。また固相化プレートは長期間の保存もできるため(-20℃にて12ヶ月)、細胞の準備など任意のタイミングで導入実験を行うことができます。そのため、複数のプレートに渡る網羅的実験であっても、プレート一枚一枚を逐次的に処理することが可能です。 更に固相トランスフェクション法では、細胞への導入効率を高め、核酸-導入試薬複合体の安定性を高める独自の導入促進剤(特許技術)を使用しているため、非常に再現性の高い導入実験を行えるだけでなく、導入が難しい正常細胞や初代培養細胞、浮遊系細胞などにも適用できる可能性があります。 また1536ウェルプレートの様に高密度化されたプレートも供給可能であるため、希少細胞であっても網羅的解析を行う事が可能です。
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主な製品&サービス
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主な製品&サービス名
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ステージ
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概要
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直近の目標
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siRNA/miRNA用 固相トランスフェクションプレート:@条件最適化プレート(既製品)、Aカスタムプレート(受託サービス)
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サービス
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siRNA, miRNAのトランスフェクションをワンステップで行うためのプレート(96ウェル〜1536ウェル)の作製
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固相トランスフェクション法の周知を図り、遺伝子機能解析、HTSへの応用等の普及を目指す。
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プラスミドDNA用 固相トランスフェクションプレート:@条件最適化プレート(既製品)、Aカスタムプレート(受託サービス)
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サービス
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プラスミドDNAのトランスフェクションをワンステップで行うためのプレート(96ウェル〜1536ウェル)の作製
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製品の普及、プラスミドDNAが核内移行しにくい分化細胞などでも発現効率を高める技術開発
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ゲノム編集用 固相CRISPR-Cas9プレート
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サービス
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固相トランスフェクション技術をゲノム編集に適用した製品。高いゲノム編集効率が期待できます。
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製品の普及、変異株の作成だけでなくノックアウトスクリーニングにも適用できるような、より高いゲノム編集効率の獲得
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最近の成果・実績
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@ ゲノム編集用固相CRISPR-Cas9プレートの販売開始 A 株式会社フェニックスバイオとの業務提携(新鮮ヒト肝細胞PXB-cellsを対象とした「In vitro siRNAトランスフェクションアッセイキット」の販売)
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Hot news
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2019年6月25日付で、株式会社フェニックスバイオと業務提携契約を締結することに合意しました。 今回の業務提携では、両社の製品・サービスの強みを活かした新鮮ヒト肝細胞PXB-cellsを対象とした「In vitro siRNAトランスフェクションアッセイキット」の販売を開始しました。PXB-cellsを用いることで、これまで可能だった薬物代謝、酵素誘導・阻害、安全性、トランスポーター評価、抗HBV薬効評価などの各種In vitro実験にsiRNA実験を組み合わせる事により、対象遺伝子の特定や遺伝子相互作用などのメカニズム解明が期待できます。
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アライアンスの希望
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当社では、以下の項目について事業提携し、オープンイノベーションとグローバル展開を希望します。 1. 当社の所有する技術の製薬企業及びその関連企業、大学、研究機関.等への技術移転 2. 当社技術とシナジー効果の期待できる、独自の優れた技術を有する企業との事業提携 3. 大学、研究機関との共同研究による、固相トランスフェクション法の適用可能細胞種数の拡大 4. 大学、研究機関との共同研究による創薬シーズの探索 5. グローバルな販売ネットワークを持つ事業者様のご支援による海外での事業展開
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