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企業情報
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代表者氏名:
渡辺(酒井)里奈 |

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設立年月日:
2009年7月7日 |
資本金:
百万円 |
従業員数:
人 |
本社住所:
〒130-0005
東京都 墨田区東駒形2-20-2
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電話番号/FAX番号:
03-6206-9485 / 03-6206-9485 |
URL:
https://fermenstation.co.jp/ |
参考資料:
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会社概要:
独自の発酵技術で、未利用バイオマスを再生・循環させることを目的としたスタートアップです。化粧品原料・最終製品の製造販売(OEM含む)からオリジナル原料の共同開発まで実施しております。 昨今、食品ロス/残渣・余剰農産物・耕作放棄地などをはじめとした未利用バイオマスの有効活用は、グローバルな課題になっています。しかし、未利用バイオマスとアップサイクル素材(化粧品)それぞれに多種多様なターゲットがあり、これらを結びつける手段は豊富ではありません。当社は、多様な未利用バイオマスに作用でき、そして多様な物質を生産できる、発酵アップサイクル技術をプラットフォームとしたソリューションを提供しております。 岩手県奥州市では、休耕田を再生し収穫したオーガニック玄米からエタノールと発酵粕/エキスを製造する技術・拠点を確立し(アルコール事業法許認可取得)、国内唯一の製品としてリリースしました。また、発酵粕は廃棄せず化粧品エキスや飼料とすることで、未利用バイオマスを余すことなく活用する地域循環を生みました。現在は、エタノール以外の素材への展開にも注力しており、パートナー企業との協業を通じて、循環型社会の構築に貢献してまいります。 |
技術&事業概要
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事業内容:@化粧品原料の製造販売、Aオリジナル化粧品原料はじめとしたバイオ素材共同開発、B化粧品・雑貨OEM・ODM、C自社ブランド。 現在、未利用バイオマスは焼却や飼料・肥料化されることが主となっています。多様で複雑な組成をもつ未利用バイオマスを原料とする発酵では、最適な分解酵素や微生物の選択といったプロセス設計が重要ですが、手法の体系化には至っていません。当社は、独自の未利用資源データベース、酵素・微生物ライブラリーから酵素・微生物を選択・組み合わせることで、未利用バイオマスの酵素分解、発酵により所望の生体物質を多く含んだ素材を得ることに強みを持ちます。食品/飲料メーカー由来の規格外品や製造残渣、果実残渣、木質バイオマスなどより、アルコール、カルボン酸、糖誘導体等を生成します。さらに、原則は、天然由来の酵素、微生物を用いるため、微生物菌体を含む発酵残渣を捨てることなく、化粧品や飼料として活用することも可能です。 従来モノづくりの常識であった生産性や純度だけを追い求めるのではなく、資源循環のストーリー性と未利用バイオマスや微生物の種類・特性を生かした機能性を与え、再生・循環型社会の構築に本気で取り組んでおります。
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主な製品&サービス
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主な製品&サービス名
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ステージ
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概要
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直近の目標
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オーガニックライス由来化粧品原料(製品の製造販売):エタノール、発酵もろみ粕パウダー、エキス、発酵水。
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上市・販売
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岩手県奥州市の休耕田を耕して育てたオーガニック米(認証取得)由来。再エネ利用、水使用量削減等、サステナ製法導入の当社工場で製造。
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顧客獲得、海外販路開拓
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オリジナル原料・素材開発(サービス):@バイオエタノール開発・製造
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上市・販売
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オーガニックライス由来エタノールにて構築した、アップサイクルエタノールの製造技術を、木質バイオマスをはじめとした資源へ適用可能。
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顧客獲得、海外販路開拓
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オリジナル原料・素材開発(サービス):A未利用バイオマス由来発酵エキス開発・製造(化粧品原料等用途)
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上市・販売
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オーガニックライス由来発酵エキスにて構築した技術を応用。ストーリー性に加え、特定訴求成分に伴う機能性をもった製品の開発も可能。
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顧客獲得、海外販路開拓
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オリジナル原料・素材開発(サービス):Bその他物質の開発・製造(アルコール、有機酸、糖誘導体など)
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上市・販売
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未利用バイオマスから特定成分の生産に必要な酵素・微生物を当社ライブラリーから選択・設計。製法・製品の共同開発。
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顧客獲得、海外販路開拓
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アップサイクル素材・原料を活用した最終商品化の企画・開発・製造(サービス)
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上市・販売
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お客様に合わせた商品企画から開発までトータルソリューションを提供。ストーリーのあるオリジナル商品を製造し、販促までサポート。
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顧客獲得、海外販路開拓
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最近の成果・実績
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2021/03 第三者割当増資により2億円の資金調達を完了 2021/03 USDAの定めるオーガニック認証取得 2022/06 スタートアップ企業として国内初、国際認証B Corpを取得 2023/03 岩手県奥州市と地域連携協定を締結 2023/04 ニチレイフーズと今川焼から作った除菌ウェットティッシュ 2023/04 米もろみ粕パウダーが、Celvokeの新商品に採用 2023/05 米もろみ粕エキスが、フランネルのボディケアブランドに採用 2023/05 日本ゼトックと木質由来エタノール・木質発酵エキスを共同開発
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アライアンスの希望
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・化粧品原料のご購入:https://fermenstation.co.jp/material/ ・共同開発@:企業等で発生する未利用資源・残渣から、独自性・ストーリー性・機能性に富んだアップサイクル製品の開発(化粧品メーカー様、食品メーカー様、素材メーカー様など) ・共同開発A:未利用資源アップサイクルの領域で構築してきた当社基盤技術のバイオモノづくり領域での応用共同開発 ・OEM/ODM:未利用資源を活用したtoC製品や配布用ノベルティなど、オリジナル商品の企画開発
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