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株式会社セツロテック
【業種】
創薬支援/受託サービス


最終更新年月日:2024年9月11日
企業情報

代表者氏名:
竹澤慎一郎


設立年月日:
2017年2月22日

資本金:
100 百万円  

従業員数:
28 人

本社住所:
〒770-0042
徳島県 徳島市蔵本町3-18-15 藤井節郎記念医科学センター5F

電話番号/FAX番号:
088-633-0233 /

URL:
https://www.setsurotech.com/

参考資料:
ゲノム編集技術を駆使したセツロテックの事業.pdf [ 311.8KiB ]

会社概要:
株式会社セツロテックは、徳島大学で培った技術とノウハウを基に2017年に創業した、徳島大学発のスタートアップです。セツロテックのミッションは、「生物の潜在的な力を借りて、あなたと地球の課題を解決する産業を創造する」ことです。徳島大学の竹本龍也(代表取締役会長CTO)らは、2015 年に「ゲノム編集マウスを簡便にかつ高効率に作製できる手法」を開発しました(特許6980218号)。また、徳島大学の沢津橋俊(取締役CSO)は、培養細胞で高効率ゲノム編集を実現するVIKING法を開発しました(特許6956995号)。さらに、独自の新規ゲノム編集因子ST8(特許7113415号)を開発し、医療分野のほか、農業や畜産分野において品種改良を高速化する研究開発を進めています。セツロテックは、これらの独自技術を活用し、アカデミア・企業の研究者向けのゲノム編集受託サービスを展開するほか、ゲノム編集生物を広く産業界に提供し、ゲノム編集産業を開拓することを目指すPAGEs(Platform App(lication) using Genome Editing by Setsurotech)事業を展開しています。

技術&事業概要
受精卵エレクトロポレーション法(GEEP 法)とは、Cas9 タンパク質及びgRNA といったゲノム編集ツールをエレクトロポレーションによって受精卵に導入する方法です。このGEEP法ではCRISPR/Cas9 ゲノム編集ツールをハイスループット・低コストかつ、ダメージの少ないかたちで受精卵に導入することができるため、例えば、遺伝子改変マウスの作製が非常に簡便になり、安価に提供することができます。
VIKING法は非相同末端結合を利用したものです。ベクターの導入比率を最適化することにより、オフターゲット効果を劇的に低下させることに成功しました。また、ターゲットゲノム切断ベクター・ドナーベクター・ドナー切断ベクターの3つのベクターが複合的に働き、ゲノム編集が行われることが特徴です。
また、これまで積み上げてきたゲノム編集のノウハウを活用し、品種改良・新事業開発をサポートする産業界向けの研究開発受託サービス「PAGEs」を展開しています。ユーザーの持つリソースやアイデアを活かしながら、当社のゲノム編集技術との組み合わせで、最適な事業展開を導き出します。これまでに、弊社では、マウスやiPS細胞の他、ブタ、ヤギ、ニワトリ、酵母などでゲノム編集の実績があります。
主な製品&サービス
主な製品&サービス名
ステージ
概要
直近の目標
ゲノム編集マウス・細胞作製サービス
上市・販売
CRISPR/Cas9を用いて、ゲノム編集マウス・ラットの作製、培養細胞のゲノム編集を行っています。
顧客獲得
モデルマウス作製サービス
上市・販売
トランスジェニックマウス、糖尿病・肥満モデルマウス、PA-Creマウス、高度免疫不全マウスを提供しています。
顧客獲得
薬効評価・行動解析
上市・販売
各種薬効評価試験(非GLP)、血液生化学検査・血球数測定、全自動行動解析機器
顧客獲得
分析・解析受託
上市・販売
キラルアミノ酸分析受託サービス
顧客獲得
産業界向けのゲノム編集技術を用いた品種改良・新規商材の研究開発受託サービス(PAGEs)
上市・販売
国内では唯一のあらゆる品種を対象とした、ゲノム編集技術を用いた品種改良、ならびに新規商材の開発受託サービスです。
販路拡大
最近の成果・実績
2022年10月、モンゴル国にてゲノム編集技術を用いたカシミヤヤギの品種改良に着手
2023年4月、日油株式会社の産学委託研究型オープンイノベーションプログラムに採択決定 「ゲノム編集微生物による健康食品素材の生産技術の開発」
2024年3月、四国地域から全国・世界へはばたく有望なスタートアップとして「J-Startup WEST」選定企業に選定
2024年5月、ゲノム編集技術を活用した鳥類の卵の雌雄判別方法を開発し、日本国内における特許を取得(特許第7493194号)
Hot news

アライアンスの希望
セツロテックのPAGEs事業では、ユーザーの持つリソースやアイデアを活かしながら、セツロテックのゲノム編集技術との組み合わせで、最適な事業展開を導き出します。これまでに、弊社では、マウスやiPS細胞の他、ブタ、ヤギ、ニワトリ、酵母などでゲノム編集の実績があり、多くの企業とタッグを組んで研究開発に取り組んできました。今まであきらめていたアイデア、実現が難しそうと考えているアイデア、眠らせているアイデアを、私たち、セツロテックと一緒に消費者の方々に届けましょう。
 
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