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企業情報
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代表者氏名:
望月 昭典 |
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設立年月日:
2021年1月8日 |
資本金:
100 百万円 |
従業員数:
9 人 |
本社住所:
〒105-0013
東京都 港区浜松町2丁目2−15
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電話番号/FAX番号:
03-6161-6265 / |
URL:
https://www.vetanic.com/ |
参考資料:
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会社概要:
Vetanicは独自の動物iPS細胞樹立技術を基盤として獣医療域でのiPS細胞由来再生医療等製品の実用化を目指しており、1st パイプラインとしてイヌiPS細胞由来間葉系幹細胞(iMSC)の開発を進めています。これまでイヌ等の一部の動物種では、iPS 細胞の樹立が困難(多能性誘導耐性)であることが知られていましたが、日本大学生物資源科学部 獣医学科獣医外科学研究室 枝村一弥教授(獣医師)、久留米大学医学部疾患モデルセンター 塩澤誠司教授(元慶應義塾大学医学部生理学教室、獣医師)および慶應義塾大学再生医療研究センター長 岡野栄之教授(元同大医学部生理学研究室教授、医師)らは共同研究でこの課題を克服し、臨床応用に適したiPS細胞を作製する独自技術を完成させ、特許を取得しています。本技術を用いてVetanicは、iMSCをはじめとした多様な再生医療等製品の研究開発を推進、農林水産省に薬機法に基づく動物用再生医療等製品として製造販売承認申請し、社会実装を目指しています。まずはイヌから、そしてネコやウマなど幅広い伴侶動物の命を救いたいと願っています。 |
技術&事業概要
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iPS細胞は様々な細胞へ分化することが可能な、多能性の幹細胞です。規格化した動物iPS細胞を出発原料として確立し、ここから様々な疾病分野へ治療技術を提供し、より多くの命を救いたいと考えています。
先ずはイヌでiMSCの開発を進めていますが、現在伴侶動物の半分以上を占めるネコにも技術展開を進めています。さらに、諸外国ではウマの再生医療ニーズが高く、当社も近々ウマiPS細胞樹立に着手します。
動物再生医療は既に全世界で実臨床に使用されていますが、その殆どが脂肪や骨髄由来MSCを用いており、侵襲的な組織採取が必須、ドナーに依存した治療法です。当社はiPS細胞を用いることでドナー非依存的な再生医療を確立し、かつマスターセルバンク化することで製造効率を高め、サステナブルでアクセシブルな動物治療の選択肢を提供します。体性幹細胞では様々な理由から国境を跨いだ市場拡大は困難ですが、当社iMSCはマスター細胞株をライセンス化することで事業拡大が可能です。
日本発のdeep biotechであるiPS細胞を、全世界の動物再生医療の標準治療=真ん中になるよう開発を進め、動物の幸せを通じて人間社会にインパクトを与えることを目指しています。
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主な製品&サービス
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主な製品&サービス名
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ステージ
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概要
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直近の目標
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イヌiPS細胞由来間葉系幹細胞「ciMSC」
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研究
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イヌiPS細胞から分化誘導した間葉系幹細胞であり、脂肪等体性幹細胞製品に置き換わるドナーフリーの細胞治療製剤
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国内での開発加速、海外での販売パートナー提携
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ネコiPS細胞由来間葉系幹細胞「fiMSC」
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研究
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ネコiPS細胞から分化誘導した間葉系幹細胞であり、脂肪等体性幹細胞製品に置き換わるドナーフリーの細胞治療製剤
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国内での開発加速、海外での販売パートナー提携
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最近の成果・実績
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当社は、コージンバイオ株式会社(東証グロース 177A、本社:埼玉県坂戸市、代表取締役社長:中村 孝人)と「動物用iPS細胞由来再生医療等製品および動物再生医療研究用製品の開発に関する事業」に係る業務提携の基本合意書を締結いたしました。本業務提携では、当社が目指す「世界標準の動物再生医療等製品」の実現に向け、コージンバイオが有する知見や培養資材を活用し研究開発の各段階を加速、より高品質な製品製造の推進、さらに製造販売承認の早期取得を目指します。
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アライアンスの希望
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日本の動物iPS細胞研究は世界をリードしています。この勢いを更に加速し、世界初の動物iPS細胞再生医療を実現するために、広くアカデミアや企業との共同研究を募集しています。また、動物医療はコストが鍵です。当社製品製造においてコストダウンが図れる技術を常に探索しています。 海外において、当社細胞株を活かして培養・最終製品化・販売を担えるパートナーを募集しています。世界唯一の製品で動物医療にインパクトを与える、その想いに共感してくれる企業と提携したいと願っています。
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