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企業情報
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代表者氏名:
天野剛志 |
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設立年月日:
2017年11月21日 |
資本金:
4 百万円 |
従業員数:
3 人 |
本社住所:
〒464-8601
愛知県 名古屋市千種区不老町1番 名古屋大学インキュベーション施設
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電話番号/FAX番号:
052-559-4350 / |
URL:
http://www.becellbar.co.jp/public_html/wp/ |
参考資料:
BeCellBar.pdf [ 2.2MiB ] |
会社概要:
弊社は2017年11月に設立したばかりの名古屋大学発のベンチャー企業です。私どもが十年来研究を続けて見出しましたタイトジャンクションを制御する化合物を社会実装しようと思い、起業致しました。 タイトジャンクションは、ヒトを外敵から守るバリアであるとともに、有用な医薬品の透過も阻む障壁となっています。そのため、これまでは注射や点滴といった針を使用して物理的にタイトジャンクションを破ってきました。しかし、弊社の化合物を医薬品と合剤とすることで、タイトジャンクションを穏やかに緩め、医薬品の透過を促進することができます。このような合剤を上市できれば、針を使った医薬品の投与が減り、患者さん、医療従事者、製薬会社、国と皆がそれぞれメリットを享受することができます。弊社は”Needleless makes everyone happy!”をキャッチコピーとして、針のない社会で皆が幸せになれるよう事業活動しています。 弊社は貼付剤、タイトジャンクション制御剤を応用した医薬品、化粧品の開発を目指しており、一緒に研究開発を行って頂ける製薬会社様を探しております。また、タイトジャンクション制御物質の探索サービスも展開しております。
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技術&事業概要
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弊社の技術のコンセプトとなっているのは、タイトジャンクションが形成と分解(内在化)を同時に継続している動的平衡状態であるという仮説です。この動的平衡を生み出しているのは、形成においては膜タンパク質のクローディンと細胞内タンパク質ZO-1との相互作用、一方、分解においてはクローディンとLNX1との相互作用です。これまでの研究の結果、これらの相互作用を抑制し、タイトジャンクションのバリア機能を強化する強化剤と緩める緩和剤となる低分子化合物を見出しました。 培養細胞レベルではありますが、ヒトの腸管モデルとして使われるCaco-2細胞を緩和剤に曝露すると、バリア機能がやや低下して分子量30000程度までのペプチドやタンパク質の透過性を1.2-2倍程度高めることができることを確認しています。また、化合物濃度が薄くなればバリア機能は自然回復することを確認し、強化剤に曝露するとその回復を促進できることを確認しています。 また、タイトジャンクションの制御化合物を見出したノウハウを利用し、企業様がお持ちのライブラリーや天然抽出エキス含有成分から該当化合物を探索する受託サービスを行っております。
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主な製品&サービス
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主な製品&サービス名
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ステージ
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概要
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直近の目標
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タイトジャンクション制御化合物探索サービス
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サービス
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顧客シーズからのタイトジャンクション制御化合物の探索
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顧客の開拓
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タイトジャンクション緩和剤
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研究
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タイトジャンクション緩和剤を使った製品の共同研究
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動物モデルを使ったPOC
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タイトジャンクション強化剤
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研究
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タイトジャンクション強化剤を使った製品の共同研究
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動物モデルを使ったPOC
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最近の成果・実績
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名古屋大学との共同研究により、天然抽出エキス含有成分や既に上市されている医薬品化合物からバリア機能の緩和効果を有する物質を見出し、特許出願の準備をしています。
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アライアンスの希望
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中分子医薬品のDDS開発 バリア機能強化剤の応用 化粧品への応用
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