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株式会社バイオセレンタック
【業種】
医薬品/創薬


最終更新年月日:2019年7月17日
企業情報

代表者氏名:
高田寛治


設立年月日:
2001年8月1日

資本金:
10 百万円  

従業員数:
3 人

本社住所:
〒604-0874
京都府 京都市中京区竹屋町通烏丸東ル清水町389

電話番号/FAX番号:
075-746-2160 / 075-746-2160

URL:
http://www.bioserentach.co.jp/

参考資料:

会社概要:
会長である高田が33年間にわたる京都薬科大学でのDDS研究の成果の実用化を図るために在職中の2001年に設立した技術開発型の会社です。京都薬科大学は高田会長の退職年である2014年度まで知財管理を放置していましたので、知財管理が会社設立の目的の一つでした。日米欧で取得した知財を元に、顧客となる医薬品原薬を有する製薬会社とともに新規の経口、経皮吸収製剤の共同開発を行います。当社の役割は前臨床試験までで、臨床第I相試験以降は製薬会社に委ねます。
顧客である製薬会社から原薬の提供を受け、当社において試験製剤を調製します。安定性、放出性、含量均一性などの各種の製剤試験を受託します。また、場合によっては、ラット、ビーグル犬を用いる動物試験を提携先の大学研究室と共同で実施します。
目標となる代表的薬物は、顆粒球増殖因子G-CSF、エリスロポエチンEPO、インスリン、インターフェロン、カルシトニンなどの遺伝子組換えペプチド・蛋白薬を始めとして、低分子ヘパリンや遺伝子DNAそのものといった中分子薬やワクチン、さらに従来の技術では吸収の望めなかった低分子有機化合物などになります。

技術&事業概要
ペプチド、核酸などの中分子薬を代表とする低膜透過性薬物の吸収を可能とする以下の2種の新規の経口、経皮吸収DDS技術を提供します。
1. 消化管粘膜付着製剤Gastrointestinal mucoadhesive patch system (GI-MAPS)
@消化管付着部位指向性表層、A吸収促進剤を配合した薬物層、B加水分解酵素の侵入を防ぐ水不溶性の基底層、の3部構成から成る錠剤で、薬物のバイオアベイラビリティ(BA)改善効果を持ちます。
  成功例: EPO 7.2%, G-CSF 23%
2. 溶解性マイクロパイルDissolving Micropiles (DMs)
コンドロイチン硫酸、デキストラン、ヒアルロン酸などの水溶性の洩糸性ポリマーを基剤として薬物を練りこんで針状に成型したチップ状の製剤で、皮膚に穿刺投与することにより経皮吸収時の皮膚のバリヤーである角質層を物理的に突破し、皮膚の表皮層に薬物をデリバリーする技術です。100%のBAが達成できます。BA値は、成長ホルモンGH 100%, EPO 69%, Insulin 98%, Heparin 100%, Desmopressin 95%, Leuprolide 99%。

主な製品&サービス
主な製品&サービス名
ステージ
概要
直近の目標
消化管粘膜付着製剤
非臨床試験
試験製剤の調製、製剤学的評価、吸収実験
Best in the class 化合物とのマッチング、海外展開
溶解性マイクロパイル
フェーズ2
試験製剤の調製、製剤学的評価、吸収実験。医師主導の臨床研究を実施中。
顧客獲得、海外顧客獲得












最近の成果・実績
・改良新型GI−MAPSの特許申請済。
・GI−MAPS関連情報:ノボ社の糖尿病薬GLP-1受容体作動薬Semaglutide 経口錠(原薬4mと吸収促進剤であるカプリン酸誘導体(SNAC)300mgとの混和錠)のFDAからの承認間近。胃粘膜からの吸収率は1%。
・アジュバント効果を持つ新基剤の溶解性マイクロパイルの特許申請済。
Hot news

アライアンスの希望
・皮膚の再生治療、アンチエージングに有効な塩基性線維芽細胞増殖因子b-FGF含有溶解性マイクロパイルの共同開発先を求めています。
・GI−MAPSによる高分子薬の経口製剤の共同研究・技術導出先企業を求めています。
・溶解性マイクロパイルの経皮ワクチンの共同開発先企業を求めています。

 
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