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企業情報
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代表者氏名:
三宅 仁 |

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設立年月日:
2016年4月15日 |
資本金:
9 百万円 |
従業員数:
2 人 |
本社住所:
〒141-0022
東京都 品川区東五反田2-5-2ザ・カスク五反田406
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電話番号/FAX番号:
03-6410-7077 / |
URL:
https://www.i-compology.com |
参考資料:
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会社概要:
私達は考えます。残念ながらプラスチックをすべて石油原料からバイオ由来原料に切り替えることは、質と量の面からみて不可能です。そうであれば、いま私たちのそばにあって比較的低廉かつあまり使われていない日本のバイオマス素材を、燃料でなく材料として有効に活用できないだろうかと。 性能を維持しつつ経済的に無駄なく、森林資源などのバイオマスを利用したプラスチックが「i-WPC」、つまり先進的ウドプラスチック複合材です。バイオマスを55%まで配合したプラスチック材、いや過半配合の場合はバイオマス材なのですが、従来のプラスチックと同様の成形自由度を有し、さらに材料性能アップを実現しました。 さらに、海のプラスチックごみ問題の有効解決策である、海洋生分解性バイオマス複合プスチック材料「Biofade」を作りました。原料はバイオマス粉と生分解性ポリマーで、配合組成により生分解速度や溶融特性を変化させられます。射出成形はもちろん押出からブロー成形まで可能で、フロートブイの成形も成功しました。”今そこにある海ごみの危機”に備え役立てるために作りました。 |
技術&事業概要
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○Biofade(ビオフェイド)、海洋生分解性バイオマス複合プラスチック材料 環境によってバクテリアの量が全く違います。生ごみや土壌中は大量のバクテリアが棲み着いており生分解は進みやすいのですが、海水中ではバクテリアはごく少ないので生分解にとってはたいへん困難な環境といえます。逆を言えば海水中で生分解するプラスチックは、ほかの環境でもオールマイティ―で生分解することができます。私たちは「海のプラごみ問題」を含めたプラごみ問題の解決のため、海水中でも容易に生分解するプラスチック材料をめざしました。できたのが、「Biofade」です。これは、東京都立産業技術研究センター様との共同研究で作りました。
○i-WPC、先進的ウッドプラスチック複合材料 通常ウッドプラスチック材は、融かしたときの粘度(溶融粘度)が著しく大きいため射出成形に向かないといわれ、さらに高い温度では木材成分が熱分解されるため悪臭と焼けが発生して黒くなってしまうため射出成形は不可能とあきらめられていました。私達は、この「射出成形等が可能な先進ウッドプラスチック材料 i-WPC」をいち早く確立しました。これは一般に使われているプラスチック射出成形機と金型で成形が可能です。
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主な製品&サービス
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主な製品&サービス名
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ステージ
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概要
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直近の目標
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Biofade、海洋生分解性バイオマス複合プラ材
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上市・販売
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海水中で生分解可能で成形自由なプラスチック複合材料、土壌やコンポスト中では更に容易に生分解可能。射出成形からブロー成形も可能
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顧客用途に合わせた製品開発、技術改良
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i-WPC、成形自由な先進ウッドプラ材
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上市・販売
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射出成形をはじめブロー成形も可能な次世代ウッドプラスチック材料、木粉最大55%を含む。既存の成形機・金型で成形可能
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顧客ニーズに合わせた技術指導、改良開発、国内・海外販路開拓
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最近の成果・実績
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2025年4月18日 大阪万博ブルーオーシャンドーム、大阪青年会議所主催の海Laboコンテストにて、「プラスチックごみから海を守れー海洋生分解性バイオマス複合プラ」で、グローバルシップ賞を受賞しました。 2024年、(株)ゼニライトブイと、ブロー成形により世界初の直径25cmの生分解性ドーナツフロートの成形に成功。東京大学大気海洋研究所での海流調査用漂流ブイの試験実施。 2023年、射出成形による生分解性小球体ブイを用いた海流調査用ブイを(株)ゼニライトブイで製作し、「太平洋黒潮の大蛇行」の実測観測に初めて成功。
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Hot news
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2025年、足元のカーボンゼロの有効性にクエスチョンが出始めましたが、「海のプラスチックごみ問題」は、現実の問題として浮かび上がってきます。Biofade製品を日本の総合力でスタートダッシュで作りませんか。私達はオープンイノベーションで応えます。
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アライアンスの希望
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○Biofade、海洋生分解性バイオマス複合プラ材を用いた、海洋資材等の製品化を共同で進めませんか。海のプラスチックごみ問題は世界的な喫緊課題です。未来のこどもたちにサカナのいるきれいな海を残そうではありませんか。今ならアイデア次第で製品開発がブル―オーシャンです。
○i-WPC、バイオマス複合プラスチックほど日本に適したプラ材料はないでしょう。日本に豊富にある廃木材を活用して、生活に潤いを持たせた製品を作りませんか。私達は技術的なフォローアップをいたします。小さなものから大きなものまで作れます。
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