|
企業情報
|
代表者氏名:
小林祥泰 |
|
設立年月日:
2016年1月5日 |
資本金:
335 百万円 |
従業員数:
5 人 |
本社住所:
〒693-8501
島根県 出雲市塩冶町89-1 島根大学医学部内
|
電話番号/FAX番号:
0853-25-3033 / 0853-25-3032 |
URL:
http://www.purec.jp/ |
参考資料:
A組織概要.pdf [ 849.9KiB ] |
会社概要:
PuREC(株)は、島根大学医学部教授、松崎らが確立したヒト骨髄に存在する高品質MSCの分離技術に基づき、2016年1月に 島根大学、山陰合同銀行の資金面、経営面のサポートを受けて設立された。当社は、松崎らが確立した技術を用いて得られる 超高純度間葉系幹細胞REC(Rapidly Expanding Cells)を基礎研究用に提供するとともに、GMPに準拠したレベルの 高純度な幹細胞を安定的に提供する体制を整備し、移植医療への応用を目指している。 現在、RECを先天性骨系統疾患の1種である低ホスファターゼ症に対する移植治療へ応用することを目指し、PMDAと協議中。
|
技術&事業概要
|
間葉系幹細胞は細胞採取に伴う倫理的問題が少なく、骨・軟骨・脂肪などへの多様な分化能を持つことから、造血幹細胞に 次いで臨床応用が期待されている組織幹細胞である。しかし現在流通している間葉系幹細胞は、付着培養によって分離されて おり、分化能を持たない夾雑細胞の混入が避けられないため、細胞品質を一定に保つことが困難であり、培養中に骨髄内に いる時には備えていた遊走性を失っているために投与方法が限定される、など様々な問題を含んでいる。PuRECではLNGFR (CD271) Thy1 (CD90)の2種の抗体を用いることで極めて効率よくヒトMSCを分離する方法を確立した。この方法によって得ら れた細胞群REC(Rapidly Expanding Clone)は均一性が高く、優れた増殖能、分化能、遊走能を示すことが確認されている。 2017年11月には、先天性骨系統疾患の1種である低ホスファターゼ症を対象にした移植治療の研究開発提案がAMED 橋渡し 研究戦略的推進プログラム(シーズB)に採択され、2018年8月には、AIによる高純度間葉系幹細胞の品質検査高度化の調査 研究(名古屋大学と共同)に対してNEDOの助成を獲得した。
|
主な製品&サービス
|
主な製品&サービス名
|
ステージ
|
概要
|
直近の目標
|
ヒト骨髄由来高純度間葉系幹細胞(REC:Rapidly Expanding Cells)
|
非臨床試験
|
RECを遺伝性骨疾患の一種、低ホスファターゼ症の移植治療に臨床応用していく
|
2020年の医師主導治験開始
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
最近の成果・実績
|
2018年12月6日、特許6463029号「ヒト間葉系幹細胞を特異的に認識するモノクローナル抗体並びにこれを用いたヒト 間葉系幹細胞の分離及び/または品質評価を行う方法」が国内で成立。 RECを先天性骨系統疾患の1種である低ホスファターゼ症に対する移植治療へ応用することを目指し、PMDAと協議中。 2020年の治験開始を予定。
|
Hot news
|
PuREC株式会社(本社:島根県出雲市、代表取締役社長:小林 祥泰、以下PuREC)は、このたび事業会社やベンチャー キャピタルなど3社を割当先とする第三者割当増資 を実施し、総額5.8 億円を調達しました。 今回の資金調達により、低ホスファターゼ症をはじめとする再生医療パイプラインの臨床開発及び高純度間葉系幹細胞の製造 、品質管理技術の開発を進め、企業価値の 更なる向上に努めてまいります。
|
アライアンスの希望
|
PuRECは間葉系幹細胞の新しい応用可能性を切り開く研究パートナーを求めています。 超高純度間葉系幹細胞RECを使って基礎研究をしたい方、ご自身の技術、創薬シーズ、Device等とRECを組み合わせて 新しい治療法の確立を目指す応用研究をしたい方はご連絡ください
|
|
|