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株式会社レグイミューン
【業種】
医薬品/創薬


最終更新年月日:2018年5月30日
企業情報

代表者氏名:
代表取締役会長 石井 保之


設立年月日:
2006年3月3日

資本金:
50 百万円  

従業員数:
5 人

本社住所:
〒103-0025
東京都 中央区日本橋箱崎町35−3 BRICKGATE日本橋5F

電話番号/FAX番号:
03-5614-0007 / 03-5614-0008

URL:
http://www.regimmune.com

参考資料:
REGiMMUNE_Flyer_JP_May2018.pdf [ 1.2MiB ]

会社概要:
当社は、「世界の人々に健康と希望を与える画期的な医薬品および医療技術の創成にチャレンジをする企業」を目指すことを理念に2006年に設立されました。理化学研究所で開発されたスギ花粉症根本治療薬のコンセプトが、他の免疫異常疾患の根本治療に応用できるプラットフォーム技術になり得ることが示唆されましたので、起業することを決めました。設立後は、プラットフォーム技術をreVaxと命名し、そのProof of concept (POC)を早期に得る事を目標に、ベンチャーキャピタルからの投資を受けました。最優先する対象疾患を造血幹細胞移植後の副作用である移植片対宿主病(GVHD)に設定したため、2007―2011年まで米国マウンテンビュー市に研究所を開設し、さらに米国従業員とコンサルタントを現地で採用して前臨床試験を実施しました。2012年にはFDAのIND申請を完了し、第IIa相臨床試験を多施設で実施した結果、安全性と有効性(血中でのTreg誘導とGVHD抑制の相関)を確認いたしました(Chen Y. et al, Biol Blood Marrow Transplant 2017) 。後続のパイプラインとして、I型糖尿病治療薬、炎症性腸疾患(IBD)治療薬、抗腫瘍抗体医薬の研究開発も進行中です。

技術&事業概要
当社事業はプラットフォーム技術reVaxを利用した免疫制御医薬品の開発が主体です。免疫異常が原因で発症する自己免疫疾患やアレルギー疾患では制御性T細胞(Treg)数の低下や機能異常が報告されています。reVaxは、生体内に存在するTregを抗原特異的に増やすことによって、異常な免疫応答を選択的に制御することができる技術です。reVaxでは生体内でTregを誘導するために、ナチュラルキラーT(NKT)細胞の免疫制御機能を引き出す特殊な製剤を使用します。NKT細胞のリガンド低分子化合物であるα-ガラクトシルセラミド(α-GalCer)を含有する人工脂質カプセル(リポソーム)の製剤で、さらに疾患の原因抗原を封入することで抗原特異的Tregを誘導できます。α-GalCerは単体として臨床試験での安全性が証明されていて、協和発酵キリン社と独占的ライセンス契約を結んでいます。また当社は理研ベンチャーの認定による優遇措置により理研のリポソーム製剤特許の独占的ライセンス契約も締結しています。現在、体内のTregを誘導する薬剤の報告がないことから、reVax医薬品の競合優位性は極めて高いことが予想されます。
主な製品&サービス
主な製品&サービス名
ステージ
概要
直近の目標
RGI-2001 造血幹細胞移植後GVHD予防薬、移植拒絶抑制薬
フェーズ2
アロ抗原特異的Tregを誘導してGVHDの発症を予防する。さらに移植免疫寛容を誘導する。
パートナー企業を見つけること
RGI-3100 I型糖尿病治療薬
研究
I型糖尿病の発症初期から投与を開始することにより、自己免疫反応を抑制し膵臓のインスリン産生β細胞の破壊を防ぐ。
パートナー企業を見つけること。
RGI-3600 炎症性腸疾患治療薬
研究
α-GalCer経口製剤によりIBDの炎症をTreg誘導により抑制する。DSS誘発マウスモデルの治療モードでの薬効を確認済。
α-GalCe経口剤を開発した。共同研究パートナー製薬企業を見つけて早期の臨床試験入りを目指したい。








最近の成果・実績
RGI-2001の第I相臨床試験では、血液癌患者の抗癌治療後の造血幹細胞移植時に、標準療法に上乗せするプロとコールで投与量を検討した。その結果、高い安全性が確認されたと同時にGVHDの発症抑制効果を示す最低用量も決定することができた。現在進行中の第IIa相臨床試験はオープン試験であるため、RGI-2001投与群と標準治療だけの対照群とのGVHD発症率の比較がリアルタイムで可能であり、試験終了前にPOCの感触が得られる可能性が高い。またI型糖尿病治療薬RGI-3100の共同研究開発の契約交渉も開始している。
Hot news
RGI-2001とCD40シグナル阻害抗体を同時投与すると移植した心臓が100日以上拒絶されないことがマウスモデルで証明できました(Hirai Am J Transplant 2014 & 2016)。この技術をヒトに応用した場合、ドナー骨髄細胞を少量レシピエントに移入するだけで骨髄キメラ形成と移植免疫寛容を誘導することができ、臓器移植拒絶の問題を解消できると考えております。他家iPS細胞から分化させたシートの移植を研究中のアカデミアとの共同研究を開始しました。
アライアンスの希望
RGI-2001の第IIa相試験以降の共同開発パートナーまたはライセンスアウト先の事業会社を探している。また後続パイプラインであるI型糖尿病治療薬RGI-3100、RGI-3600炎症性腸疾患(IBD)治療薬での共同研究パートナー製薬企業を探しています。
 
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